碁ロック

30過ぎて囲碁を覚えました。
初段を目指して修行中。

更新停滞、一括更新、長文注意です。

映画「僕と妻の1778の物語」を観に行ってきました。

2011-02-20 00:51:53 | 囲碁
 碁ワールドでおなじみの、SF作家眉村卓さんと妻悦子さんの実話を元にした映画「僕と妻の1778の物語」を観に行ってきました。

 がんを宣告された妻を励ますために、1日1話のショートショートを作った作家のおはなしです。

 このエピソード紹介だけで泣けそうな予感はしていましたが、やっぱり泣きました。
 トイレで顔を洗うと目が真っ赤になっていました。
 ハンカチ、ティッシュは必須アイテムです。

 実話を元にした映画ですが、当事者の年齢など、変更した点もあります。
 しかしショートショートの内容など、大部分は実話に沿っているようです。

 主演は草なぎ剛と竹内結子。牧村朔太郎、節子夫妻を演じています。
 竹内さんの演技は良く、母親へ思いを吐露するシーンでは完全に泣かされます。
 草なぎさんも、「夢見がちなSF作家」の役に合っていたと思います。

 眉村さん=朔太郎はSF作家なので、作中で書くショートショートもSFものです。
 CGを適度に使ってSF作品の世界を表現していました。
 碁ワールドの「囲碁ショートショート」もそうですが、ちょっと不思議で微笑ましい作品が持ち味なようです。

 映画を観て、原作本も是非読みたいと思いました。
 
 
 映画に合わせて発売された新刊。1778話から52話と、執筆裏話が収録されているそうです。

 
 こちらは6年ほど前に刊行されています。闘病生活などのエッセイと短編19話が収録されています。
 

 公開もそろそろ終わりそうです。
 おすすめ映画です。

 私は明日ガンツを観てきます。
 ガンツの玉はよくみると囲碁の黒石っぽいですね。。。