壱岐運転手横横^_^

(元)タクシー運転手のぼやき
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かわいい姉妹。

2009-08-17 00:58:39 | 日記
一流ホテルからのお仕事でした。家族旅行で親子・姉妹の4人でした。両親は顔色もよく社長と社長婦人って感じで、姉妹はとてもかわいらしく背は高くないけど今風の若いチャラチャラした女性ではなく、頻があり言葉も丁寧でお嬢様って感じでした。車内でも姉が喋る時は妹が聞き、お互いに思いやりある会話をしてました。予約時間の10分前にホテルの玄関前に車を止めた。降りて、すぐフロントへ挨拶。いつもお仕事を下さって有難う御座います。予約の○○様で参りました。本日も宜しくお願いします。
丁度、挨拶に行った時はお客様は写真撮影。ホテルは透明のガラスは゛りで外はすぐ海。方角は西。天気のよい日には夕日の一級スポットで、海に沈んで行く夕日は何ともいえない。その場所で家族記念撮影。さあ、タクシーに乗り観光スタート。3時間観光。市のコースDコース。まずお客様の要望を聞く。
○妹さんが歴史が好きで神道発祥の神社月読神社に行きたい
○壱岐の魚の干し物が買いたい
○お母様と姉妹は船の予約がとれて帰れるけどお父様だけは同じ時間の切符か゛盆の帰省で満席のためとれなかったそうで、運転手の力でなんとかなりませんか?それは無理。けど連絡はしてみたが、やはり同じ便で帰るのは無理。一時間遅れのフェリーで帰る事になりました。

本日のコース

鬼の岩屋~月読神社~壱岐っ娘~横山スペシャル(無人島海岸遊歩道)~左京鼻~はらほげ地蔵~壱番舘~安国寺~原の辻~食事(すみよし)~岳の辻~干し物屋

鬼の岩屋は、前日の雨で雨漏りで、一番奥の棺までは行かず入り口の電気をつけ見学。月読神社は妹さんが、かなり詳しくて是非行きたいということで室内でも国生み神話に壱岐がでてくるとか、神道発祥の神社で京都に分家があるなど話をしてくれた。この神社はまさにその通り、京都からもお参りだけに壱岐に来る人がいる。壱岐っ娘は室内で次は焼酎工場ですと案内をかけたが、奥様が焼酎は飲まないから行かなくていいよと言われたけど、壱岐は麦焼酎発祥の地。焼酎アイスクリームやノンアルコールの粋なサイダーもありますよ。と言ったらじゃあ見るだけでも見ようかとなり行く事になりました。4人共焼酎アイスを食べ、冷たくて美味しい。食べやすい。焼酎は嫌いだけどこれならいける。みんなご満足。焼酎も購入。横山スペシャルは姉妹が、海が大好きという事で海と海岸を歩いて渡る無人島海岸遊歩道。地図には記載なし。海を間近に体験できる。しかし丸石の海岸を歩くので足元が悪い。海岸を歩き、橋を渡り、無人島の外周をぐりっと回ったゴールには波切り不動産が
待ってる。まず4人の足元をチェック。女性のハイヒールは困るけど、みんな平底の靴だったから、行ってみませんか?と訪ねた。行く事になった
帰りは無人島をバックに写真撮影。壱岐の透明の海水や石ころの上を歩いた感じがよかったそうです。左京鼻から見える海も最高。壱岐の海女の漁場である。はらほげ地蔵は、盆でお地蔵さんの前には、もち、お菓子、お米などをお供えしてた。壱番舘。最近できた農協さんのお店。中でもオススメは壱岐メロンやエイのひれ。スルメみたいなものであぶって食べると香ばしくて柔らかくて、甘い。私のオススメを買い、その他乾燥ワカメなどもお買いになった。安国寺と原の辻は室内で説明。来年の春には博物館ができるなど……。食事。運転手さんもおごるからどうぞということで、生ウニ丼をご馳走になりました。今日のウニ丼は最高。ご飯は少な目の一合くらいで、真ん中はかぜウニでその回りが赤ウニのダブルだ。甘くてトロリ口当たりもよい。その他、魚の味噌汁とカボチャのゆず味やタクワンもついてた。美味しいもの食べる幸せ。みんな幸せ。岳の辻。天気もよくて眺めよし。しかし草村に毒スズメ蜂発見。辺り10匹ぐらい。用心しながら退散。最後は干し物屋。盆の帰省客
の買い占めにより、売り切れ寸前。アジとかますの干し物を1万円分くらい買われました。
以上

博多の女性二人組

2009-08-13 01:56:28 | 日記
本町車庫からのお客様で女性二人組。昼の船で博多からきて、約1 キロの道を歩いて本町車庫につき、私のタクシーに乗りました。朝は少し雨でしたが、昼からは青空が見えて海水浴日和って感じ。しかし海は大荒れで風が強い。二人の旅スタイルは、一人は黒色の日笠に厚底のサンダル、もう一人はサングラスにお洒落な薄底のサンダル。
二人とも気質が穏やかに見えた。お客様要望コースが岳の辻~原の辻~安国寺~はらほげ地蔵~左京鼻だったので二時間貸切で横山スペシャルを2箇所いれる事にした。

最初は岳の辻、まず知らない土地に行ったら高い山に登るのが道に迷わないコツ、どこに何があるかよくわかる。二人で山の展望台に登り壱岐の新鮮な甘い空気を吸ってきた。疲れもふっとび体が軽くなったそうです。よかった②次に山頂から少し下った所に姥百合がある。今は蕾、去年咲いた写真を見せた。ユリ根は京都で高級食として食べれると聞き、以前私も一つだけ岳の辻のユリ根を食べた(秘密)。家に持ち帰り井戸水で洗い、油で揚げ、塩を少々かけて食べたら、ジャガイモみたいなホクホクの食感を堪能できた。次は麦焼酎発祥の地であるから壱岐の位置は北緯33度、中国の製法をつかってる焼酎があるとか言いながら焼酎の試飲を進めたが、焼酎工場はパス。次に原の辻遺跡ですが資料館に行きましたけど、3分くらいで戻ってきた。次に安国寺釘一本も使ってない造りの拝殿、屋久島の大杉には負けるけど、命の偉大さを感じる約700年の杉をみてお参り終了。次は道中に最近できた農協さんのお店に直径20センチくらいの壱岐グリーンメロンが450
円であると立ち寄りを進めたがパス。次は壱岐は海女漁の盛んな町で八幡浦には今もたくさんの海女が住んでいてウニの収穫時期には日当3万円にもなるそうです。しかし収穫して殻を割ってウニの実をだすまでの作業は深夜にもおよぶ。海女の人と仲良くなれば1瓶70㌘700円で買える。料亭で食べるなら3杯分です。貴重なウニです。
次は八幡にある左京鼻。ちょっと今日は風が強かったけど広い草原(柔らかい芝生)と海の透明な青色と黒の青色がなんとも綺麗。風は強かったけど二人とも顔に笑み。次は横山スペシャル長者原化石層。本線からコンクリート舗装を下って海岸まででる。しかし道中は梅雨による雨で草が道を隠していた。私が先頭に行き草をかき分けながら海岸までくだったが海岸は大小の石ころで足元がわるく、でも二人共行くと言うからいった。海は荒らしてたので少し潮しぶきがかかったが地層に到着。上は黒色堆積岩、下は木の年輪の模様をした白い岩だ。触るとチョークの感じ。まさに芸術である。車で移動してたらウニ割をしてる海女さんがいた。車を止まるかとまらないかのスローで言ってたら海女が手招き。すぐ車を止めて見る事にした。そしたら一口サイズの赤ウニを二人に食べさせてくれた。海女さん有難う。次ははらほげ地蔵。普段は転がってない玉ねぎが荒らしのせいで流れてきたんだろう。お地蔵さんの前に落ちてた。次はもう時間まで残り40分。最後に横山スペシャル2択。
祠に王の刻印がある神社か256基の内の一つ古墳をみるか。祠の王に決定。そこは時代劇にもでてきそうな大きな竹林、薄暗い50度くらいの道と階段を登り一番奥には巨大な玄武岩を御神体としてる。まさに王の神社だ。道中は竹が倒れ行くのに至難の技だったが二人とも笑み。食事の前のウォーキングアップといいながら、少し息切れ。年のせいか(笑)二人共頂上に登って写真をとったけど御神体が映ると幽霊が映るとかで御神体を背に私がシャッターをきった。下りは急勾配なのでしっかりした竹に捕まりながらボチボチ降りた。車に戻りホテルに向かった。最後にホテルの回り春一の塔、ハーブ茶が飲める小さな美術館、魚のセリがある場所、壱岐で一番パンが安いお店などを紹介してホテルに到着。 観光終了