偏食食堂~It's football show time!!~

アトレティコ・マドリーとコンサドーレ札幌を中心に世界のサッカーの試合、ニュースについても気まぐれで書いていきます。

休みの前に

2008-05-20 17:26:11 | アトレティコとコンサなど
ユーロのスペイン代表に一人も選ばれなかったアトレティ。


パブロ、ペルニア、A・ロペスのうちDF陣から1人くらいは選ばれるんじゃないかと思っていましたが、ばっさり切り落とされましたね。

今シーズンはDFが酷評されましたからこの結果も仕方がありませんが、一気にユーロの楽しみが減ってしまいました。


しかも、最終節バレンシア戦の前日にバルセロナが勝利したため、「もしかしたらリーガで3位?」なんて淡い期待も消滅。

本当に消化試合になってしまい、スタメンも大幅に入れ替えるようです。


そんなバレンシア戦に先発予定のブラジル人選手2人は、シーズン終了後に放出されるのではないかとの噂。

今夏の補強は久しぶりのCLですし、いつも以上に派手にいくんですかね。


そんな補強で気になるのは現在フィオレンティーナに所属する備えあればウイファルシ。

フリートランスファーの彼はなんでも「スペインのクラブ」への移籍を決断したとかで、移籍先はアトレティコかセビージャではないかとの噂。

ウイファルシが加入すれば、ヘイティンガに続くDFの獲得になりますね。

他にも信憑性が?な噂だけなら、ルチョとかR・メイレレスとかポルトの選手を中心にたくさんあります。


しかし、補強もいいけどカンテラーノの存在も忘れてはいけません。

バレンシア遠征にはジョシュアが驚きの初召集。


どんな選手なのかわかりませんが、試合に出られたなら楽しみですね。


コンディションが心配されたアグエロも遠征帯同。


というわけでメスタージャにやってきたアトレティ。

去就が注目されるアギーレはどんなメンバーを組んできたんでしょうか。

有終の美は、どうなっちゃうの、アトレティっ?!

VALENCIA 3

ATLÉTICO 1

Valencia Cañizares Lombán Albiol Helguera Alexis (51') Joaquín Maduro (46') Edu Mata Silva (61') Villa Mora Baraja Angulo Sunny (46') Morientes Arizmendi (61') Banega (51')

Atlético Abbiati Seitaridis Eller Zé Castro Valera De las Cuevas Santana R. García (75') Simao (46') Mista (64') Forlán Leo Franco Pernía L. García (64') Jurado Agüero (46') Joshua (75') A. López

Gol 1-0 (11'): Seitaridis, en propia puerta al despejar mal un centro de Villa. 2-0 (40'): David Villa, de tiro a la media vuelta. 3-0 (54'): David Villa, tras pase en largo de Lombán. 3-1 (74'): Agüero completa una gran jugada personal.

Árbitro Clos Gómez, del Colegio Aragonés. Mostró cartulina a amarilla a Eller (12').

Incidencias Mestalla. Alrededor de 20.000 espectadores, en una tarde desapacible. Se guardó un minuto de silencio en memoria del doctor Genaro Borrás y de Juan Manuel Piñuel, Guardia Civil asesinado en un atentado por la banda asesina ETA.


やっぱり...。

仕方ないけど、もうちょっと出場機会が少なかった選手には頑張って欲しかったかな。

アトレティ、セイタリディスとビジャに決められ、3-1の敗戦で今シーズンに幕。


消化試合という影響か、どこかまったりとした序盤になったこの試合。


そんな中、バレンシアがビジャを中心に裏を取ってチャンスを作ると...。


ビジャ「あっ...。」

中に折り返したボールをセイタリディス選手が押し込んでバレンシア先制。

あれ?セイタリディスっていう選手、バレンシアにいましたっけ?


さらにバレンシアペースで進むと40分に裏を取ったマタのこぼれ球をビジャが決めて0-2。


これじゃいかんと後半になってシモンに代わり、アグエロを投入。


アッビアーティ「んだよもぉぉぉぉぉっっっっっ!!!!!(怒)」

それでも攻め続けられえるアトレティはまたしてもビジャに追加点を許す。


そうなると、フォルランが迎えたポルテーロとの一対一の絶好のチャンスは...。


観客「ははははは。」
フォルラン「...(やだ、恥ずかしいわ...)。」

見事に外してしまい、もう一度訪れた一対一もカニサレスに阻まれるという展開。


ですが、クリアだかフィードだかよくわからないロングボールがカウンターでアグエロにうまく渡り、2人のDFをものともせずに持ち込んでゴール。

一矢報いました。


試合はそのまま少し落ち着いていき、75分にはRGに代わってジョシュアが出場。


そして1-3で試合終了。

カニさんは長く過ごしたバレンシアでのラストマッチを終えました。

次はどこで何をするのかまだ明言していませんが、まだまだ現役でプレーする姿を観ていたいですね。


ラシンおじさん「やったぜこんちきしょいっ!!」

ではでは、ラシンおじさんも興奮の他の最終節の結果により、UEFAカップ出場権や残留、降格争いはどうなったのか見ていきましょう。


セビージャに続きUEFAカップ出場を決めたのはラシン・サンタンデール。

マルセリーノ監督の素晴らしい舵捌きで見事初のUEFAカップ出場に漕ぎ着けました。

コルサも頑張っていましたね。


そんなラシンと対戦したオサスナは敗れたものの他チームの結果を受けて残留決定。

バジャドリード、レクレアティーボも残留になります。


一方、レバンテ、ムルシアに続き3番目の降格チームになってしまったのは、シーズン前はCL出場圏内を目指していたサラゴサ。

オリヴェイラの2ゴールも虚しく、好調マジョルカに2-3のスコアで敗戦。

D・ミリートやアイマールなどメンツはすごかったものの、冬のダレッサンドロの移籍や監督交代がうまくいかずに最後までいってしまいました。

セグンダからの昇格はヌマンシアが決定し、残りの2枠をスポルティング、マラガ、ラ・レアルで争います。


こちらJリーグは、W杯予選による中断期間前最後の試合。

埼スタではナショナル・ダービーとも言われるようになった一戦が行われました。


試合は浦和ジュニア・ユース出身の中澤が二川のクロスをヘッドで叩きつけてガンバが先制っ!!


さらに前半終了間際、浦和のスローインかと思われたボールをバレーが早いリスタートでスローインで入れると、二川がワンタッチで預けて最後は山崎が流し込み追加点っ!!

この判定に怒った都築が抗議でイエローを貰うと試合はさらにヒート・アップ。


浦和は梅崎の直接FKで1点返しますが、ガンバはまたしても早いリスタートからボールを回し、ルーカスからパスを貰った今日は途中出場の遠藤が見事なコントロール・ショットを沈めて再び2点差にっ!!

CKからエジミウソンのヘッドで浦和も1点返しますが、3点目は割れず試合終了。

そのまま終わるかと思った好ゲームでしたが...。


ガンバ選手が勝利の後にいつもやっている「ワニナレナニワ」という円陣になって喜ぶパフォーマンスに闘莉王やエジミウソンが怒り、バレーも「ファックっ!!」と応戦してしまい、乱闘寸前の雰囲気に。


山崎のゴールに繋がったスローインの判定を引きずっていた都築もかなり興奮してしまい、後味の悪い中選手は引き上げていきました。


ですが、もっと後味が悪かったのが両チームサポーターの衝突。

一部過激ガンバ・サポーターからの水風船や棒の投げ込みがコアではない一般サポーターも多い、浦和アウエー側に緩衝地帯を越えて試合前から行われ、「うん○レッズ」コールなどの挑発行為も重なって浦和サポーターが激怒。

緩衝地帯を乗り越えてガンバサポーター側に乗り込もうとしました。


これを受けて機動隊特殊車両3台、パトカー20台が緊急出動し、試合終了から3時間半が経って「ガンバ・サポーター代表者の浦和サポーター代表者への謝罪」で一応事態は沈静化に。

水風船に当たってしまった中には子どももいたようで、物の投げ込みでは負傷者が出て、ガンバ・サポーターの中からは誤って自ら転落事故で救急車で搬送された人もいたとか。

後日、両クラブは公式HPで公に謝罪し、Jリーグ側にも謝罪。

違反行為実行者を特定でき次第、永久入場禁止等の厳しい処分を行っていくそうです。


J2は平和だったなぁ、なコンサ枠です。

写真手前の2人、元気と西澤は全体練習に復帰したものの、コンディションはまだまだの様子。

加えて後ろのノナトは坊主頭にしても貢献度はほとんどかわりません。


中断期間前の最後の試合とあってなんとか勝ちたいコンサですが、吉弘や大伍、池内に柴田など、気温30度の日もあれば10度前後の日もあった今年の変な5月前半の北海道の天候に苦戦。


試合前日には札幌ドームでの非公開練習を行いましたが、どういうメンバーで戦えるのか、コンディションはどうなのかかなり気がかりです。


対戦相手の名古屋グランパスはクライトンの古巣です。

楢崎や吉村とは久しぶりの再会となります。


因みに、この試合はサッポロビールサンクスマッチということで、キックインは札幌出身でコンサの練習を観に行ったこともあるという、サッポロビールイメージガールの江頭ひなたさんが担当。

洞爺湖サミットバージョンのビールって出るんですね。


そしてキックオフした試合はハードワークな前線からの守備で前半はコンサペース。

おれのダヴィさんのドリブル突破からのシュートは惜しくも少し枠を外れるものの、そんなおれのダヴィさんのドリブル崩れから宮澤が左足のミドルっ!!


低く鋭い弾道は代表GK楢崎を越えてゴールネットに突き刺さり、見事なプロ初ゴールとなりました。

しかし、後半になるとガス欠になったコンサイレブンはズルズルとラインを下げると、左サイドをマギヌンと小川に崩され、最後はマギヌンのシュートで同点とされると...。


おれのダヴィさんやスナの得点チャンスは逃してしまい、吉弘、柴田の連携ミス、ぎーさんのキックミスで途中出場の杉本に渡ってしまい、最後はクロスを玉田がヒールシュート。


これで逆転を許したコンサは終盤にPKを与えてしまい、それをヨンセンに決められて試合終了。

前半の出来がよく、2位名古屋が相手で怪我人が戻りきっていない状態だったとはいえ、課題が浮き彫りになった試合を落としたコンサは勝ち点10という残留には厳しい数字で中断期間に入ります。


その試合の翌日、腰と膝を手術した曽田がリハビリを開始。

復帰は8月上旬になりそうですが、去年のDFラインが一人もいないで戦った名古屋戦のメンバーを考えると、早く戻ってきて欲しい選手です。

三上強化部長はノナトに代わるであろう主力となれるストライカーを探しに、近々ブラジルやコロンビアに向かうとか。

補強はもちろんするとしても、25日の函館で行われるジェフ千葉とのナビスコカップなどでチームとしての戦い方を確認し、若手の奮起にも期待しましょう。