京町屋(昭和50年以前に建てられた京都市内の木造家屋)の、屋根の上に、
怖い顔でこちらをにらむ瓦製の人形が、あちらこちらに飾ってあるのをご存じですか?
アマビエ様は疫病退散で有名ですが、
京都では江戸時代末期のころから、町屋の守り神として、疫病除けとして、魔除けとして、
「鍾馗(しょうき)さん」が屋根の上に置かれるようになったそうです。
鍾馗さまは中国の「玄宗」の時代に生まれ、努力家でとても頭が良く高級官史の試験は、
1番でしたが、怖い風貌で落とされ、自殺されたのです。
それを帝が手厚く葬ってくださりました。
玄宗がマラリアにかかられた時、帝のために夢の中で鬼を退治し、病を治したとされます。
端午の節句では、赤ちゃんを病魔から守り、
受験の守り神としても飾るようになったと云われます。
あかね工房の創り手康平、鍾馗さまに挑戦です。
怖い表情ではなく、どこか愛嬌のある「鍾馗さま」です。
お玄関の魔除けにでも良いかと思います🎶