( 敗戦のトラウマがアメリカ信仰に走らせた・・ )
こんにちは、大木です。
今夏も酷暑となり、
台風までおまけつきのお盆となって散々ですね。
みなさんはいかがおすごしでしょうか?
クーラー病や熱中症や水分過多による浮腫みなど
こまった症状が出てくる頃ですから、
ぎんなん先生の井穴刺絡療法で
上手に自己コントロールをつづけてまいりましょう。
-- さてさて先の大戦で敗戦が詔勅されたときから
たしか 74年が経ったわけですが、
「日本敗戦」というトラウマを抱えつつ飢餓から生きのびた当時の国民の側も、
米国の占領政策大転換のお先棒をかついだマスメディアの巧妙な御用宣伝にのせられたこともあり、
恥も外聞もなくこの国の兵士と、国民の「尊厳」を売った帝国日本上層部の
米国追従姿勢に疑念を抱くも、結果的にはそのあとにつづくことになりました。
すなわち「敗戦」のショックをひきづりながら、寝食のたつき(生計)に必死な国民は
孤立尊大な皇国史観も「世界に冠たる帝国日本」ナショナリズムという幻想も
現実をまえにして妄想乖離が解かれるように、ようよう手放しえたのだ。
だがこんどは その喪失感から救われようと、あろうことか
敵国だった米国の物質文明の豊かさに羨望し、憧れてゆく方向へと舵を切ってゆきました。
すなわち、「アメリカ信仰」のはじまりでした。--
-- 戦後の「人よりモノ」の大量消費社会の行き着いた先には、
もはや精神の行き止まりの、日本国民総依存症症候群が表出されることとなってひさしい。
-- そして74年後の今も、この国の姿は米国の覇権にひざまづいたまま
自慰のごとくに あたら尊いはずの「日本の時」を むなしくするばかりというありさま。
敗戦時に自己保身のために自分からいそいそと米政権に抱かれた、
戦争責任者とその族らの立てた「保身」政権の負の連鎖の申し子(エライ人)たちによる
この国の国民の「尊厳」を蔑ろにする人でなし政策が、
あたかも善人面を装ったおためごかしが、
いつまで振りまかれつづけるのだろうか。・・・・・
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