パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

真田丸「裁定」三谷劇場で完璧

2016-06-05 21:16:44 | 番組コラム

先週忙しくてブログを書けなかったので、今見た真田丸の感想を書いてみる。

「裁定」三谷氏お得意の裁判劇を大河ドラマでやってみたら・・・というツカミから始まったが、最後の北条と秀吉の戦におけるまでの流れがとてもスムーズで かつ45分間様々な「見せ場」を緩急取り混ぜて作ってあり、映画思わせるとても面白い回だと思ったなぁ。

中身にスキが一切なく、つまっているという中身。遊びの部分も最小限にしてあるのもいい。

今回際立ったのは、登場する人物ほぼ全てに意外性をもった「見所」が用意してある点。主役の信繁は例外だが、信繁パパ 信繁兄 兄の舅 真田家大叔父 その息子 ジブ様 北条氏政 北条息子 江雪斎 秀次 本田 家康などなど 家康なんかは1シーンだったが、とても印象的。「馬鹿だなぁ北条は。気持ち分かるけどさ。長いものにはとりあえず巻かれろだよね」という現代的な家康像で、面白い。対照的なのは信繁兄シーン。舅の登場に毅然とした態度をとる信繁兄だが、ここは日本人の人情に訴える定番の見せ方。叔父も定番というのかな、お約束といっていいくらいの流れ。それが気持ちよく進んでいく。佐助の使い方も見事。

この回は女性陣の出番がほとんどなかったが、それが良かったのかも。キリっとした辛口の中身で、史実とは違うと思うがフィクションの人間ドラマが大河という格式を打ち破った感じかな。

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