14日から続いている震災関連報道。
週末になったが、本震が16日に起こったせいもあり、NHKもずっと特別報道体制で、震災の被害を伝えている。
被害の状況もいまだ明らかになっていない。こうしている間にも瓦礫の下で助けを待っている人がいるかもしれない・・・。
週末テレビをつけるとNHKに合わせていたが、繰り返し流されるこの震災報道、阪神淡路の時に受けた地震映像からあまり変わっていないような気がする。被害状況を何度も繰り返し映像で見せる。被災された方達の取材、生の声を伝えるインタビュー、避難先の炊き出しの様子、車で寝泊まりする人達の様子、崩壊した家屋にボー然と立たずむ住民の姿、避難物資が足りないというメッセージ、これらの映像は、被害にあっていない人達、テレビの向こう側にいる人達に感情的に訴えるから胸を打つ。分かりやすいし、臨場感がある。
ただこれらの報道は、被災した方達の姿をこちらに断片的に伝えるだけ。
緊急事態なのだから、もっと被災地の人が役に立つ情報を公共のテレビであっても、どんどん流せないのかなということ。ネットやツイッターなら、避難先の空き具合や、支援物資がどれだけいきわたっているのか、交通渋滞情報など分かるかもしれない・・・・それをNHKで流せないのかなぁ。無理か・・。
NHKは東京だから難しいのかもしれないけれど、被災者のためのローカルな情報があまり流れない。
この九州阿蘇地方だけ遮断されたような状況が影響しているのかな・・・。
震度を細かく伝えるのも大事だけど・・・もどかしいなぁ((+_+))