パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

乳がんをカミングアウトしてからの感想

2016-06-25 14:53:46 | 乳がん

自分が乳がんという病気で治療していたことは、仕事仲間の同僚の一部にカミングアウトしていた。

で復職してみたら、結構 肉親に乳がん患者さんがいたという話をゴロゴロ聞く。私と同年代でも、あった。

がんそのものは4人に一人、乳がんに関していえば12人に一人の割合という。普通に珍しくない病気なのだ。

けれど、身内や知り合いが乳がんになっていても、病気に対する理解度は低いなと思った。これは仕方ないなと思う。自分もなってみて、これは大変だなと思ったので。

乳がん患者さんも、医師の言われるままに治療する人、自分でいろいろ調べる人、様々だし。

生きていると、いくつかのゲートをくぐらなければいけない時がある。乳がんというゲートをくぐらなくてはいけない、だけでその人個人の考え方・生き方は千差万別だ。乳がん患者同志でも「あなたもこのゲートをくぐるのね。頑張っていきましょう」と隣の人に声をかけていく人もいるし、一人でゲートをくぐる人、家族とともに乗り越える人、千差万別だと思う。

ゲートをくぐったとき、それまでにない人生の感動を覚える人もいるだろう。ゲートをくぐる前の自分と変わらない人もいるだろう。それは全て自分が決める道じゃないかなと思う。

私はそんなに強い人間ではなので、落ち込むときもあるし、言葉にできない寂しさを感じる時もある。あと疲れかな(笑)でも、それはそれとして生きてく。

この間乳がん患者さんの集いで、着物をきた華やかなご婦人に話しかけられた。とても粋なご婦人で印象に残ったけど、後日手紙が届いた。

その手紙がまた素敵なもので、なんと新聞になっているのだ~

「バァバ新聞」すべてお手製で、写真をとって切ってコンビニのコピー機で作ったというもの。パソコンで編集したのと変わらない出来栄えに私は仰天した。

この新聞は、読んでいるとこちらが楽しくなってくる。

 

とても嬉しい手紙だったので、返信した。

文香を添えました。

年齢を重ねれば 重ねるほど 品格や生き方が現れる。そう思う日々。

 

 

Comment    この記事についてブログを書く
« EU離脱へのつぶやき | TOP | 日曜のはっちゃん »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。