趣味の日記

30歳を機にサラリーマンを辞めて2代目自営業を営む店長の自由気ままな生活を書いていきます

デービット・オルティスその1

2004-11-07 22:59:18 | MLB・プロ野球
昨日の日米野球をのんびり見ていたら、オルティスの打球で飛び起きました。凄すぎる!!!一度クビになった男が今年のワールドシリーズMVP!アメリカンドリームだよねっ!凄いっ!いっぺんでファンになりました。

<日米野球:全米5-3全日本>◇第2戦◇6日◇東京ドーム
 これぞ世界一のパワーだ!   ワールドシリーズチャンピオンに輝いたレッドソックスの主砲デービッド・オルティス内野手(28)が推定飛距離160メートルの特大弾を放った。4回、全日本の先発ロッテ渡辺俊から、右翼へ勝ち越しの1発。スタンド上部の照明まで達するド迫力の「驚弾」となった。8回に勝ち越した全米が開幕2連勝を飾った。
 これが怪物の放物線だ。先頭打者で迎えた4回の第2打席。カウント0-3からの“獲物”をオルティスは逃さなかった。真ん中に甘く入る132キロ直球。バットにボールを乗せると、右腕1本を上方に送り出すようにして、アーチの軌道をつくり出した。鈍い衝撃音がドームに伝わる。打球はアッという間に右翼後方へ。2階席上方の照明付近に当たって落ちた。
 推定飛距離160メートル。ドーム全体が「オ~」というどよめきで包まれた。これぞメジャー屈指の強打者の弾道…。その場に居合わせた、すべての目撃者を驚かせた瞬間だった。「0-3だから、投手もオレが打ってくるとは思わなかったかも。いい球がきたので打った。打った瞬間(故郷の)ドミニカ共和国まで飛んでいくような手応えだった」と満足そうに振り返った。
 193センチ、104キロの巨漢を生かしたパワフルなバッティングが持ち味。豪快なフルスイングが、超人的パワーを生み出している。「直球が目の前にくれば当然、起きること。1回目はやられた(三振)けど、2回目はオレがやった。そういうものだよ」。着替えを終えて報道陣に囲まれると「オレの今日の本塁打はどうだった? 」と、逆取材するほどご機嫌だった。
 豪快さばかりが目を引くが、本当に評価されているのは、確実にバットに当てる粘り強さだ。6回の第3打席。内外角に変化球を散らされたが、9球粘って、外角低めの球をバットの先だけで右前に運んだ。この日放った2安打に、メジャー最高の技術が凝縮されていた。
 「2日間戦って、とても楽しい。ボールがよく見えているから打てるんだ」。前日の開幕戦も同点の2点右前打を放って、最優秀選手に輝いた。ワールドチャンピオンの美酒を味わってから10日。世界一レッドソックスの主砲は、バットを眠らせることを知らない。【柴田寛人】
(日刊スポーツ) - 11月7日9時0分更新





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