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「ヤンキース・石井」イブにも誕生

2004-12-20 18:54:42 | MLB・プロ野球
基本合意に達したドジャースの石井一久投手(31)とダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手(41)らを巻き込んだ大型トレードについて18日、3球団間で今後の手続きを協議。コミッショナーの承認を得た上で、早ければ24日に正式発表される。また、今回の動きに連動し、ド軍は新たな“玉突きトレード”を画策するなど、ストーブリーグの主役となった。

 クリスマスムード一色のニューヨークに、サンタがビッグな贈り物を届ける。石井とジョンソンのヤンキース移籍が、いよいよ最終段階を迎えた。トレード基本合意報道から一夜明けたこの日、米ハワイで休暇中の石井は、オアフ島からハワイ島に移動。「まだ代理人からは何も連絡を受けていません」と言うが、すでに心の準備はできているようだった。

 大リーグ公式サイトによると、3球団によるトレードでは計10人が移動。ダ軍からド軍に移籍する選手として、新たに中継ぎ右腕のコプラブが加わった。大リーグ機構のボブ・デュパイ最高執行責任者は「まだすべて完了していない」と話しており、今後、成立にはいくつかの手続きを踏まなければならない。

 その1つがセリグ・コミッショナーの承認で、早ければ週明けの20日に3球団が文書を提出。これは石井の来季保証額(年俸プラス06年のバイアウト)540万ドル(約5億6700万円)のうち、300万ドル(約3億1500万円)をド軍が負担するためだが、金額が低いことから承認されるのは確実という。

 さらにトレード拒否権を持つジョンソンとグリーンの同意が必要。両選手とも移籍先球団に06年以降の契約延長を希望しており、大リーグ機構は交渉期間として72時間を設定する。この3日間に各選手は健康診断を行う。以上の手続きをすべてクリアすると、最短で24日に正式発表となる。

 ハワイに滞在中の石井は、代理人から連絡を受けた段階でニューヨークに向かうことになりそう。よほどのトラブルがない限り、年末には「ヤンキースの石井」となって帰国することになる。


[ 12月20日 6時3分 更新 ]

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