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三曲の調べコンサート 芳静華教室30周年を記念して

2024-04-12 05:42:23 | 特別記事

三曲の調べコンサート

芳静華教室30周年を記念して

 

 赤木静香さん(白井市南山在住)主宰の芳静華教室が30周年を迎えました。それを記念して4月20日(土)、白井文化会館大ホールで「芳静華教室30周年記念 三曲の調べコンサート」が行われます。

 ちなみに「三曲」とは、箏(こと)・三絃・尺八のこと。コンサートでは、井関一博(箏、三絃)、長谷川将山(尺八)、吉越瑛山 (尺八)がゲストとして登場します。いずれも東京藝術大学出身の邦楽演奏家。

 この3人が三曲で競演することになっています。こんな機会はそう多くはないでしょう。どうぞ三曲の合奏をお楽しみください。

 

【と き】4月20日 午後1時開場(1時30分開演)

【ところ】白井文化会館 大ホール(なし坊ホール)

【入場料]無料

 

【演奏曲目】

黒田節による幻想曲
杜へ
煌々と


【ゲスト】

井関一博(箏、三絃)

長崎県佐世保市出身。鎌倉市在住。沢井忠夫、沢井一恵、中井猛、菊雅楽孝子の各氏に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。アメリカ、イタリア、ポルトガル、スペイン、スイス、フランス、フィンランド、韓国、タイ、マレーシア、インドなどの海外公演に多数参加し、オーケストラとも共演。NHKFM「邦楽のひととき」「邦楽百番」などに出演。2008年度~2010年度には宮城教育大学にて非常勤講師を勤める。演奏、後進の指導など演奏家としての活動に加え作曲も手がけ、2004年には初のオリジナル作品CD「illusion」、2019年にはCD「晄kou~井関一博作品集」をリリース。大日本家庭音楽会から作曲作品の楽譜を多数出版。沢井箏曲院教授。沢井忠夫合奏団団員。(井関一博オフィシャルサイトより)



長谷川将山(尺八)

神奈川県大和市出身/1994年12月16日生まれ/藤原道山に師事/東京藝術大学卒業、同大学大学院音楽研究科修了/大学院音楽研究科では、初代中尾都山編纂「ヴァイオリン音譜」の研究を行い、現在も同音譜の研究及び収集を続けている/同声会賞、第28回市川市文化振興財団新人演奏家コンクール邦楽器部門最優秀賞受賞/平成28年度 公益財団法人青山音楽財団 奨学生/平成30年度 文化庁新進芸術家国内研修員修了/(公財)都山流尺八楽会 師範/都山流道山会、日本三曲協会会員/法政大学三曲会尺八講師/藤原道山尺八アンサンブル「風雅竹韻」、和楽器オーケストラ「あいおい」、アンサンブル室町、Sony Music Entertainment「STAND UP! ORCHESTRA」メンバー/Youtubeにて多重録音企画「全員将山」を展開中。
長谷川将山Youtubeチャンネル[https://www.youtube.com/channel/UCptH63bSxYNKj3Lv2OHhtDQ]
(日本尺八演奏家ネットワークHPより)


吉越瑛山 (尺八)

愛知県春日井市出身。都山流尺八を野村峰山(人間国宝)に師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。在学中は、野村峰山、藤原道山、竹村皓盟の各氏に師事。2013年、NHK邦楽オーディション合格。第30回市川市新人演奏家コンクール邦楽器部門優秀賞受賞。第45回・第46回都山流本曲コンクール全国大会にて銀賞を受賞。平成30年度、青山音楽財団奨学生。令和元年度、野村学芸財団奨学生。令和2年度、文化庁「新進芸術家育成事業」における三曲新進演奏家研修修了。テレビ朝日系「題名のない音楽会」、NHK「にっぽんの芸能」等メディアにも出演。古典から現代まで幅広く活動中。
都山流尺八楽会師範。都山流尺八峰山会、日本三曲協会、日本尺八演奏家ネットワーク(JSPN)会員。和楽器集団「鳳雛」に参加。都山流尺八峰山会 竹の新撰組代表。
(鳳雛和太鼓教室のブログより)

 

箏で国際親善を!

赤木静香さんは「行動する国際派」

 

▲赤木静香さん

 

 芳静華教室の主催者、赤木静香さんは、まさに行動する演奏者でしょう。ボランティアサークル「筝遊会」の代表でもある赤木さんは、白井市民音楽祭で演奏したり、白井市内外の学校・各施設での体験講習などを通じて箏の魅力を広めています。また国内にとどまらず、世界狭しと飛び回る元気印です。この人と話していると、不思議なパワーをもらったような気がしてなりません。

 平成30(2018)年4月、鳩山会館で行われた駐日ロシア大使の歓迎会で箏の演奏をしています。その場に歌手の加藤登紀子さんもいました。箏の演奏が終わってから、加藤登紀子さんから誘いが。
「この6月に「サハリン、ウラジオストクで『百万本のバラ・プロジェクト・ツアー』があるけど、行きませんか」
 こうして芳静華教室の生徒2人(田中悦子さんと小野良子さん)も一緒にロシアに旅立つことに。サハリンに残留日本人がいるので、その人たちのために琴を演奏することになったのです。
 ちょうどその年は「日露交流年」でした。サハリンで行われたレセプションで加藤登紀子さんがギターを弾きながら「百万本のバラ」を熱唱し、赤木さんが箏で伴奏をしたそうです。

▲赤木さんの「百万本のバラプロジェクト」ツアー報告を載せた地域情報紙「ほおじろ」(2018年9月23日)

 

 それから4年後―。ロシアはウクライナに侵攻しました。赤木さんはこの年の7月、白井コミュニティセンターで赤木さんが代表の箏遊会が主催して「ウクライナ支援チャリティーイベント~アフタヌーンティパーティ~」を行いました。

 

▲オレクサンドル・セメニューク公使参事官ご家族、箏遊会代表赤木静香さん(中央)、刀剣居合道の志塚忠夫さん(右)、日本舞踊の瀬川るり子さん(白井の地域情報サイト「しろいまっち」より)

 

 赤木静香さんがサハリンで「百万本のバラ」演奏してから6年が経った今年3月29日、ロシア通信がこんなニュースを流しました。
 ロシア最高検察庁は「百万本のバラ」などのヒット曲で知られる国民的歌手アーラ・プガチョワさん(74)をスパイを意味する「外国の代理人」に指定するようロシア法務省に要請した、と。
 なんでもプガチョワさんがウクライナ侵攻に反対の立場を公言したのが原因だとか。ちなみに彼女は夫のマクシム・ガルキンさんと一緒に国外滞在中。一体どうなることか。いずれにしても、ウクライナに早く平和が訪れることを願ってやみません。

「白井市に外国からいろんな人を呼んで国際交流をはかりたい」

 それが赤木静香さんの当面の目標です。箏の演奏で日本の文化と伝統を世界に広め、国際交流を推し進めたい。それが赤木さんの願いでしょう。

 昨年10月23日、赤木さんの働きかけで駐日ガーナ大使館のマイケル・セナヤ参事官夫人が白井市立清水口小学校を訪れ、ガーナという国の衣装や食事の文化そして歴史などを生徒たちにレクチャー。さらに11月21日にもガーナの駐日大使が白井市立南山中学校を訪れるなど、赤木さんは国際交流に大忙し。

 4月20日の「三曲の調べコンサート」に来場すれば、赤木さんのパワーの秘密に触れることが出来るかも。

 

【白井文化会館大ホールへの行き方】

■電車でのアクセス
・北総線「白井駅」北口より徒歩約15分
[バスでのアクセス]
・ちばレインボーバス「白井市役所」バス停より徒歩5分
・ちばレインボーバス「白井市役所入口」より徒歩5分

■車でお越しの場合
・国道16号線「白井交差点」より2分
・駐車場:あり(245台・無料)
・自転車置場:あり(100台・無料)


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