白井健康元気村

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高齢者の脳は思った以上に実用的だった なんと知的活動のピークは70歳頃

2023-02-03 06:32:06 | 特別記事

さす

高齢者の脳は思った以上に実用的だった 

なんと知的活動のピークは70歳頃

 

 

 高齢者の脳は一般的に信じられているよりもはるかに実用的だ!
 そんな嬉しい情報がタイの友人、ピクンさんからメールで送られてきました。バンコク在住の彼女は、名門タマサート大学を卒業後、津田塾大学に留学した才女です。知り合ったのは、彼女が共同通信社バンコク支局に勤務していたときなので、もう40年以上の付き合いになるでしょうか。
 さて、ピクンさんが私に紹介したのは『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(The New England Journal of Medicine)』の記事。ジョージ・ワシントン大学医学部部長によると、「この年齢では、脳の左半球と右半球の相互作用が調和し、私たちの創造的な可能性を広げる。そのため、60歳以上の人々の間では、創造的な活動を始めたばかりの多くのパーソナリティを見つけることができる」のだそうです。。
 さらに、記事ではこんなことも。「もちろん、脳はもはや若い頃ほど速くないが、それは柔軟性を得る。だから、年齢とともに、私たちは正しい決定を下す可能性が高くなり、否定的な感情にさらされることが少なくなる」とか。
 そして、嬉しいことを付け加えています。「人間の知的活動のピークは、脳が全力で働き始める70歳頃に起こる」と。なんでも、時間が経つにつれて、脳内のミエリン(ニューロン間の信号の急速な通過を促進する物質)の量が増加し、知的能力は平均より300%も増加するらしいのです。
 モントリオール大学のモンチ・ユーリ教授は、こう確信しています。高齢者の脳はより少ないエネルギーを消費する道を選択し、不要なものを排除し、問題を解決するための適切な選択肢だけを残すのだとか。

 記事では、60歳から80歳までの脳の特徴にも触れていますので、紹介しましょう。

高齢者の脳の特徴

①あなたの周りの誰もが言うように、脳のニューロンは死なない。精神的な仕事に従事しない場合、それらの間のつながりは単に消えるだけ。
②情報の過剰のために、気晴らしと忘却が発生する。したがって、無駄のない些細なことに一生を集中する必要はない。
③60歳から、決定を下すときの人は、若者のように脳の1つの半球だけでなく、両方を使用する。

 その結論は―
 人が健康的なライフスタイルをリードし、移動し、実行可能な身体活動を持ち、完全に精神的に活発である場合、知的能力は年齢とともに低下せず、単に成長し、80〜90歳でピークに達する。

健康のヒント

①老後を恐れるな。
②知的に発展するよう努める。
③新しい工芸品を学び、音楽を作り、楽器を演奏することを学び、絵を描く! ダンス!
④人生に興味を持ち、友人と会ってコミュニケーションを取り、将来の計画を立て、できる限り旅行する。
⑤お店、カフェ、ショーに行くのを忘れないで。
⑥一人で黙らないで。それは誰にとっても破壊的だ。
⑦前向きになり、常に考えながら生きよう。「すべての良いことはまだ私の前にある!」

 メールの最後にピクンさんは、こう付け加えました。「この情報を60歳、70歳、80歳の家族や友人に渡して、彼らが自分の年齢を誇りに思うことができるようにしてください」。
 ピクンさん、高齢者を元気づける情報を教えてくれて、有難う!本ブログ編集人・山本徳造)


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