
がん免疫療法が薬で!?
3/9 健康講演会で横山祐作氏らが熱弁
白井健康元気村主催の講演会が3月9日、白井市保健福祉センター(ウェルぷらっと)で行われました。テーマは「がん免疫療法が薬で!?」。昨年、京都大学の本庶佑名誉教授のノーベル賞受賞で一躍脚光を浴びた「オプジーボ」についても語られるというので、会場になった3階団体会議室は超満席です。
▲熱弁をふるう横山氏
第1部の演壇に立ったのは、白井健康元気村の村民でもある東邦大学名誉教授の横山祐作氏。「本庶佑先生のノーベル賞とがん免疫治療薬『オプジーボ」』と題した講演で、横山氏はノーベル賞がいかに重要な賞であるのかと説明した後、本庶佑教授の功績について触れました。
そして、ノーベル賞の受賞理由となったについて話を進め、がん免疫治療薬として、オプジーボがどう期待されているのか、また課題は何かをわかりやすく解説、すぐに役には立たないが、基礎研究がいかに大切かを強調し、講演を終えました。
薬局・薬剤師の改革に取り組む横尾氏▶
休憩を挟み、第2部へ。講師は松戸市で「よこお薬局」を経営する薬剤師の横尾洋氏。東邦大学で薬学を学んでいたときに同大学教授だった横山祐作氏が指導しました。早い話が、横山氏の教え子です。
横尾氏は「薬局・薬剤師の役割」を題して現在の日本の薬剤店が抱える課題を列挙し、今後、薬剤店は地域社会の中でどうあるべきかを具体例を挙げながら聴衆に語りかけました。
今回はいつもより長い3時間近い講演会でしたが、途中で退席する人もほとんどいなく、皆さん熱心に聞き入っていました。
■参考資料1
横山氏の講演スライドより
★横山祐作教授の短期集中連載「ノーベル賞を受賞した本庶佑教授の憂鬱」
(上)https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/4590f7153d8db0ca4bd94ef4b9c9ebcb
(中)https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/5ae2455fba030806303976e95b787ca3
(下)https://blog.goo.ne.jp/46141105315genkigooid/e/2a98f4f463c7834fac71691635105d67
■参考資料2
横山氏の講演スライドより
■参考資料3
横尾氏の講演スライドより

よこお薬局
OPEN/9:30~19:30 日・祝休
〒270-0035 千葉県松戸市新松戸南1-151
☎047-345-4362
info@yokoo-pharmacy.com