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アルゼンチン 36年ぶり優勝! FIFAワールドカップ2022

2022-12-19 07:03:51 | 特別記事

アルゼンチン 36年ぶり優勝!

FIFAワールドカップ2022

 

▲メッシを中心に大喜びのアルゼンチン・チーム

 

 カタールで行われていたFIFAワールドカップ2022でアルゼンチンが優勝した。

 フランスのエムバペがハットトリックを決めたが、延長戦で決着がつかず、PK戦へ。そして勝利の女神はメッシ率いるアルゼンチンに微笑む。1986年の大会以来、なんと36年ぶりの優勝である。まさにワールドカップ史上に残るに違いない劇的な勝利に、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは興奮のるつぼだった。

 私が初めてブエノスアイレスを訪れたのは、今から40年前の1982年5月21日のことである。英国との間でフォークランド(アルゼンチン側は「マルビナス」と呼ぶ)紛争が勃発し、その取材のためにアルゼンチンに飛んだのだ。その日、英国の機動部隊がフォークランドに上陸する。
 ホテルで旅装を解いた私は、さっそく昼下がりの街中に出た。目にしたのは、街角の至る所に黒山の人だかり。近寄ってみると、店先に置かれたテレビを観ているのだった。もちろん、紛争の成り行きを伝える報道番組を固唾を呑んで観ているのだろう。 だが、違った。当時、サッカーのイロハも知らない私には想像もしなかったことだが、スペインで始まったワールドカップのグループ選を観戦していたのである。えーっ、自国の戦争よりサッカーを優先するなんて。アルゼンチン人って、なんという国民だ! 私は驚くやら、呆れかえるやら。
 結局、そのスペイン大会でアルゼンチンは涙を呑んだが、次のメキシコ大会で西ドイツを下して優勝する。アルゼンチンの"英雄"マラドーナの「神の手」疑惑があったが、ブエノスアイレスでは歓喜の渦が巻き起こったものだ。
 あれから36年、マラドーナに続いてメッシが「伝説」になった。日本チームの善戦、そしてアルゼンチンの優勝。私にとって、カタール大会は、考え深いワールドカップになったのは確かである。アルゼンチン、万歳! Viva!Argentina!(本ブログ編集人・山本徳造)

 


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