【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(60)
なんと私に詐欺電話が!
白井市(千葉県)
暑い日々が続き退屈な毎日にちょっとした波風が立った。電話による詐欺事件に危うく巻き込まれそうになったのである。様々な詐欺電話の事例を見聞きしているので、「自分は絶対だまされない!」と強い自信を持っていた。
あー、それなのに、それなのに、巧妙な筋書きでこちらの不安感を煽 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(59)
快適な対人距離とは…
世界
前回「韓国人との付き合いは、心理的にも身体的にも驚くほど距離が近い」と書いた。次の原稿の題材を考えていたら、「ラテンワルツ」という言葉が浮かんできた。 例えば、英国人とイタリア人が歩きながら話をすると、いつの間にかワルツを踊っているようにくるくる回り出すという . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(58)
やたら距離が近い「韓国式付き合い」
ソウル、密陽(韓国)
ソウルのホテルの一室。早朝、目が覚めた。目覚めたというより突如意識が戻ってきたような感覚である。ベッドではなく、木の床の上だった。身につけているのはパンツと靴下だけというなんとも情けない格好だ。 歯ブラシを咥えたままで、歯磨きのペーストがカペカペに乾ききって口の周りが引きつ . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(57)
イムジン河の水清く
坡州(韓国)
板門店のある軍事境界線(38度線)を隔てて北朝鮮と接する最前線の地、坡州(パジュ)を訪れたのは、2009年2月10日のことだった。坡州は、現在人口50万の大都市で、市域に非武装地帯(DMZ)がある唯一の市である。
▲臨津江平和ヌリ公園の案内図の前で韓国の協力会社、代理店、ソウル . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(56)
天国に一番近い島?
ニューカレドニア
▲放火により燃えさかるヌメア市街
▲
フランス領ニューカレドニアで大規模な暴動が発生した。5月13日のことである。テレビ画面には、暴徒によって放火された街や路上に放置され燻っている自動車などの映像が流れ、アナウンサーが淡々と暴動の背景を説明する。
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【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(55)
続・ジョークでビジネスを円滑に
英国、イタリア
小学校時代、毎週土曜日は授業が終わると一目散に家に帰っていた。私だけではなく、私が育った大阪の子供たちの多くがそうだった。当時大人気だった「吉本新喜劇」を見るためである。「そんなことばっかりしてたら、ヨシモトに売るで!」 嘘かホントか、子供たちが親の言いつけを聞かなかっ . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(54)
ジョークでビジネスを円滑に
呉(日本)、カンヌ(フランス)
今回は国と文化によって違う冗談と小咄について書いてみたい。英語では「ジョーク」、ロシア語では「アネクドート」、スペイン語では「チステ」、イタリア語では「バルゼレッタ」、中国語では「笑話(シャオホワ)」と言う。
日本には昔から数多くの素晴らしい笑い話があるのだが、日常会話 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(53)
パナマの隣国は「富める海岸」
モイン、プエルト・デ・リモン(コスタリカ)
今回の主題は、コスタリカなのだが、隣国のパナマの地図を眺めていると、運河について書かずにはいられなくなった。世界には、2つの超重要な運河がある。スエズ運河とパナマ運河だ。両運河は現在、それぞれ深刻な問題を抱えている。
まずスエズ運河だ。地中海と紅海を . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(52)
混浴で楽しむ欧州サウナ
ヘルシンキ(フィンランド)、ウイーン(オーストリア)
前回はロシア版サウナのバーニャで繰り広げられる怪しい政治的駆け引きや、性的接触とは少しニュアンスの異なるロシア独特のスキンシップについて書いた。 ちょっと寄り道ではなくて、ちょっと脱線するが、スキンシップとは堂々たる和製英語である。英和辞典で'skinship'を調 . . . 本文を読む
サウナと酒、そしてスターリンのキス
「かくも怪しきロシアン・サウナ」が大反響
本ブログ連載中の「藤原雄介のちょっと寄り道」が好評を博しています。とくに4月20日掲載の「かくも怪しきロシアン・サウナ」(51)は、フィンランドとロシアのサウナ体験記。興味を持って読まれているようです。
本ブログ編集人(山本徳造)もサウナ大好き人間で、タイ、エチオピア、ブラジル、 . . . 本文を読む