森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

みなとや幽霊子育飴本舗

2019年05月30日 | 1/7,726 

「ハッピー六原」さんでお土産を見て(?)、さらに松原通を行くと、見えてきました六道の辻地蔵尊「西福寺」


この辻にも「六道の辻」の石碑が建っていますが、「六道珍皇寺」「西福寺」そして「六波羅蜜寺」界隈の鳥辺野入口を『六道の辻』と呼んでいるそうです。


ちょうどいいところに案内図が設置されていました。


その辻にあるのが、450年以上の歴史を持つ飴屋さん『みなとや幽霊子育飴本舗』となります。なお、手前のお薬屋さんの店頭に置いてあるのは「七代目 スーパーピョンちゃん」のようです。

由 来

 今は昔、慶長四年京都の江村氏妻を葬りし後、数日を経て土中に幼児の泣く声あるをもって掘り返し見れば亡くなりし妻の産みたる児にてありき、然るに其の当時夜な夜な飴を買いにくる婦人ありて幼児掘り出されたる後は、来らざるなりと。此の児八才にて僧となり修業怠らず成長の後遂に、高名な僧になる。寛文六年三月十五日六十八歳にて遷化し給う。
 されば此の家に販ける飴を誰いうとなく幽霊子育て飴と唱え盛んに売り弘め、果ては薬飴とまでいわるるに至る。洵に教育の上に、衛生の上に此の家の飴ほど良き料は外になしと今に及んで京の名物の名高き品となれりと言う。
みなとや幽霊子育飴本舗


■京都だお 2019 2日め
 朝の寺町から祇園さん
 祇園さん 再び
 安井金比羅宮
 六道珍皇寺
 ハッピー六原
 みなとや幽霊子育飴本舗
 六道の辻地蔵尊 西福寺
 六波羅蜜寺
 京のえべっさん
 花見小路通のいけず石
 本家田毎 de そば寿司だお!


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