goo blog サービス終了のお知らせ 

10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

エリザベス女王杯 結果と検証

2010年11月14日 19時42分25秒 | 競馬 結果と検証
レースデータによる複勝圏軸馬 結果

アパパネ(1人気 3着) 複勝120円



軸馬は、最後に差し届いて3着に来てくれた。

日本馬は完敗だった。
たしかに、アパパネは裏情報が飛び交って、状態がイマイチというムードがあった。
ただ、今日の結果からすれば、そういうレベルではないことは明白。
同じ3歳、休み明けで、海外からの輸送だから、決してアドバンテージがあったわけではない。
日本と海外を単純比較はできないが、戦ってきた経験値が違うことだけは間違いない。
詳細は、予想コメントを振り返る形で書く。



(レース全般)
過去10年間で1、2人気ともに飛んだことは1度もない。
また、8人気以下が絡んだのは3年のみで、大荒れは少ない傾向にある。
順調に使われた馬が強く、10月に出走していることは必須
また距離も、芝ダ、国内外問わず1800mか2000mがほとんどである。
ステップレースは、秋華賞か府中牝馬Sで、6着以内の結果を出している馬がほとんど。
また、条件戦からの参戦では全く歯が立っていない。

→予想時に書けなかったが、今日のレースは例年と一つ大きく違う点があった。
それは、最も馬券絡みが多いステップレースである府中牝馬S組の上位馬がほとんど出走していなかったこと。(2着馬だけであとは大敗馬ばかり。)
確かに今年はレベルの低いレースだったとは思うが、最もデータ的に有利なレースからの参戦がこれでは、データが役に立たない=質の違うレースは避けられそうにない。
要は違うステップ=異路線組が来る確率が高いということになる。
だから、私も予想コメントを書く馬を異路線からの馬中心に最小限に抑えた。
結果はやはり、その中から1~3着馬が出た。
そう言う意味では、レースデータを使う上で注意が必要なサンプルレースだった。


(軸馬候補)

・アパパネ
芝二千二未経験、京都芝(1,0,0,0)
前走で3冠(4冠)を達成した。
圧倒的な強さを誇示して勝ってきたわけではないが、肉体的にも、精神的にも強い馬であることは認めざるを得まい。
馬体重は大幅な増減がないほうがいい
パドックも注意
→ 1人気 3着
パドックはよかった。事前に飛び交った不安要素は裏方でないと確かめようがないので、私は耳を塞いだ。レースデータにはあげなかったが、「当日1、2人気で前走秋華賞、府中牝馬S3着以内」が来る確率が最も高いので、当然のようにこの馬以外に該当馬はいない。結果はぎりぎりだが3着に来た。予想時に「順応タイプ」と書いたから、まだ先はある。この後は休養させて欲しい。


・メイショウベルーガ
芝二千二(1,0,0,2)、京都芝(4,0,0,5)
調教状態良し
死に枠に入った。
前走異路線で勝っていることも気になる。
前走京都大賞典組はデータ的には、例外ではある。
確かに前年の1、2着馬がそうだが、あのレースが展開に恵まれてのもの、また2頭はそこで大敗している。
要は、牡馬とのレースと言うよりも、馬場(京都)や距離短縮(2400m→2200m)が展開に更にプラスに働いたとは言えないだろうか。
ただ、牡馬と戦ってきたと言うことだけを物差しにするのはどうかということ。
この条件も適条件とまでは言えない。
今回はどの位置で走るのだろう。
前走は位置取りショック気味の様に思うので、多分前には行けないのではないかと思う。
懐疑的なことばかりを書いたが、この馬が弱いというつもりはさらさらないし、むしろ強いと評価していい。
出走メンバーも、外車は?として、強敵は見当たらないことも事実だが。
パドック要注意
→ 2人気 2着
日本馬で異路線組はこの馬。私の予想は外れて、今日は前走同様いつもより前に付けて、勝負に来た感じ。最強馬が出走せず、他馬が弱かったのも事実だが、日本馬で最先着だから素直に評価していい。


(その他の馬)

・スノーフェアリー
芝二千二未経験、京都芝未経験
休み明け
外車
死に枠に入った。
成績は素晴らしい。
戦績からならハンデがあってもいいくらいだが、斤量減だからアドバンテージがあるかも知れない。
外車を例外扱いにしなければ、レースデータ的にはこの馬は買えないのだが。
→ 4人気 1着
追ってからの反応が違う。内の方が荒れ気味だろうから尚更だ。それから、レースビデオを観れば一目瞭然だが、騎手のレベルも違う。日本人が手だけで追っているのに、ムーア騎手は全身で追っている。人馬ともに格の違いを見せつけられた。


・アニメイトバイオ
芝二千二未経験、京都芝(0,1,0,0)
まともにいけば、アパパネには勝てない。
(勝負はついている、と言う意味でだ。)
勝つには他力本願的な何かが必要かも知れない。
今走でそれがあるかどうか。
馬体重は少し増えて欲しいが。
パドックも注意
→ 3人気 15着
馬体重も増え、パドックもよかった。予想時に「勝つには他力本願的な何かが必要かも知れない。」と書いたのは、アパパネに何か問題が起きていれば、という意味だったのだが、アパパネのパドックを観た時点でその可能性はなくなった。書いたとおり、アパパネとは勝負がついている。今日の着順もそれを物語る。決して弱い馬ではない。休養させて、マイル近辺なら充分やれるはず。


16.アーヴェイ
芝二千二未経験、京都芝未経験
外車
レースデータ的には合っている。
ただ、斤量は気になるところ。

→ 8人気 16着
予想時に斤量のことを書いたが、馬柱を見てもらえばその意味はわかるはず。予定どおりの結果では。



レース後のコメント



例年とは質の違うレースではあったが、今日の結果を踏まえてレースデータを整理しておく。


エリザベス女王杯(GⅠ)
サラ系3歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量 2200m 芝・右 外

(過去10年の複勝馬30頭の共通事項)

◎前走10月以降(29頭)
○前走1800mか2000m(27頭)
○前走府中牝馬S、秋華賞6着以内(過去10年毎年馬券絡み 特に当日5人気以内)
×前走秋華賞10着以下、府中牝馬S6着以下(0頭)
×前走OP特別以下(0頭)
×馬番枠10、18(0頭)





勝ったスノーフェアリーはJCへいくのか。
だとすると、俄然レースは面白くなってきた。
そうなると、例年にも増して、今年のJCは、賭けるよりも観るレースになる可能性が高まる。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。