ポコ・ア・ポコ~考古学・地質学の部

近年の興味関心のある考古学・地質学に関する内容のMy記憶の記録です。

府中市郷土の森博物館へ(1/2)(2/2)~後期旧石器時代➡縄文~弥生時代

2018年11月20日 | 考古学に関すること

府中市郷土の森博物館へ(1/2)~後期旧石器時代

郷土の森博物館は、14haの広い敷地に、博物館本館、プ
ラネタリウム、復元建築物、公園で構成されています。本
館は中心施設で、府中の歴史・民俗・自然をテーマとした
常設展示は、豊富な実物資料の他、模型や映像を通して、
  府中市の歴史が理解しやすいように工夫されていました。
  

画像 郷土の森博物館



目的は、後期旧石器時代の遺物や館内の掲示物などから、
当時のこの地の暮らしの様子を考えることがテーマです。



~後期旧石器時代~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  今回は、旧石器時代に関する解説文や展示品
を”資料”として写真を多くとりましたが、展示が教
科書や副読本的で子供たちにも理解できそうです。

府中市の位置する武蔵台には、3万5000年前(=旧
石器時代)に私たちの祖先がたどり着き、脈々と現
在に至るまで歴史をつないできたことを再認識させ
てくれました。個々にコメントを付けるには力不足
であり、大変なので資料としてここに留めておくこ
とにします。後程、見直したりしたいと思います。




 府中市郷土の森博物館へ(2/2)~縄文時代・弥生時代

後期旧石器時代のコーナーの次は、縄文時代、弥生時代
ですが、この時代に入ると土器や農機具が使われだすの
で展示物もグンと多くなります。とりわけ、土器は陶芸
の分野ですので私にとっては関心事です。特に、低火度
で焼かれた壺などの模様であり、洗練された造形です。
 先人の焼き物に関するノウハウやスキルの高さに感銘しま
した。そして、現在の陶芸の基盤がここから更に発展し
たものーと考えると、感慨深いものがあります。
 



~古墳時代以降~

 本博物館については、後期旧石器時代に関することをnet
で調べていると、ここで企画展「東京最古の旧石器」が開催され
ているという。「現生人類の旅路ーアフリカから府中へ」~(

 演)、「東京の旧石器ー3万年前、環境と人々の暮らしー」とか、
シンポジューム;「東京都埋蔵文化財センター調査研究員」など
のキーワードに心が動かされ見学することにしました。