世田谷区船橋『漁火』 2014.07.26

あさりの酒蒸し




蓬そば



蒸し暑い夕暮れ、汗を拭きつつ世田谷区船橋まで歩きました。
最近、経堂駅周辺の居酒屋ばかり行っていたので、たまには違うところに。と、思いケータイをいじっていたら、少し遠いが歩いて行ける所に、ふぐ 割烹のお店を発見。
ちょいと覗いてみようと、お邪魔したのが『漁火』です。

ふぐ割烹のお店というから、敷居が高そうなお店だろうかと思いつつ、到着してみると、お店は年期の入ったビルの狭い階段を登った2階にありました。
入口はスナックやバーのような磨りガラスのドア。
違う意味で、ちょっと入りづらいです(笑)
しかし、30分近く歩いて喉が渇いてい、ここで飲むビールはさぞや旨かろうと、お邪魔しました。

入口を入ると左手が窓側で大きめの水槽があり鯵が泳いでいました。正面から右手奥側にカウンター席が10席くらい。右手手前側には四人がけテーブル席が４つほどのお店。

夏のこの時期、当然ふぐはやってないです。
緊張もあって写真は最後の方の2枚しかないですが、いろいろいただきました。


生ビール
お通し(鯵南蛮漬け)
ぼたんえび刺し
漁火焼き(ホタテ貝)
多摩自慢 純米酒
鮭カマ焼き
枝豆
あさりの酒蒸し
蓬そば



〇漁火焼き
こちらの名物で、寒い時期は牡蠣、夏場はホタテ貝を使うそうです。
独特の味付けの味噌のようなものを乗せて焼いてあるのですが、コレが凄く美味しい。


ご主人のご厚意で、鮭カマ焼きと枝豆をいただいてしまいました。
そして、あさりの酒蒸しと多摩自慢でいい気持ちになって、〆に冷たい蓬そば。
酒で火照った口中にすすりこむ冷たい蓬そばの旨いこと。
とても美味しい料理をいただきました。
他にもメニューには、どじょう丸煮や桜刺し、かえる唐揚げなどもありました。
かえるは生まれてこのかた食べたことがないので、次回、頼んで見たいと思います。


こちらのお店は、ご主人と奥さんのお二人で切り盛りされているのですが、このお二人がとても親切で佳いご夫婦なのです。
ご主人にはバイオリン演奏も披露していただき、おかげさまでとても楽しい一時を過ごさせていただきました。




佳い人、佳い酒、佳い料理。
今回は素敵なお店に出会えました。
再訪が楽しみです。
そして、10月からのふぐシーズンになったら是非ともふぐをいただきに来たいと思います。
ご馳走さまでした。



ふぐ 割烹 『漁火』
東京都世田谷区船橋6-3-1
17:30～23:30
月曜定休
(ふぐシーズンオフの5月～9月は月火連休)