wood works crando のブログ。

木工作家。ご注文頂いた家具や小物、オリジナル作品などを載せています。 #羊のメモスタンド

ヒツジの追加をイギリスへ

2014年07月27日 22時56分33秒 | 家具・作品
こんばんは。


昨日の暑さもだいぶ落ち着き今現在涼しいくらいで過ごしやすいですね~。


4月に、念願の海外から注文が来ることが叶った僕のヒツジですが、


またまたイギリスから追加を頂き、先日送りました~。



今回は1週間、7日で到着しましたね。


多分前回の荷物で税関が僕の差出人で、イギリスのビクトリア宛の荷物には危険物がないことが分かったようでだいぶ早かったです。


今回は10個ずつというちょっと送る量としては多めなので、気合入れて制作しました~。





今回から新たに制作した真ん中のハードウィック(Herdwick)という品種。


体の毛がこげ茶から灰色に近い感じ。


そしてツノ付きとそうでないのと2種類作ってみました。


今後、この品種も新たに加わると思いますので、ぜひご覧になってみてください。



イギリスのショップはこちら→Eden Cottage Yarns


もともとは糸を染めて販売をしているところなので、編み物などやられる方は見てみてください。


綺麗な糸がたくさんあります。



前回の感想として、ビクトリアからはモダンで可愛いとのこと。


僕は岩手の土地に帰ってきて、土地らしさを活かした作品を考えていて、その初めがトカゲだったわけです。


そして、羊を飼っている方々と出会い、たまたま作ってみたヒツジが、


まさか遠いイギリスの地で販売されるとは思ってもみなかったのでなんだかふわふわしてます。


この夢をなるべく長く継続できるようにやっていきたいと思います!!




Vivittoの記者さんとも話してて、岩手らしさのあるものを作ってみたら海外から反響があるのがとても面白いなと。


岩手らしさという感覚が似ている海外の土地の人は、その土地らしさを受け取ってくれるのかもしれません。



そして皆様の陰ながらのご声援、いつもありがとうございます!


一生懸命作っていきますのでこれからも宜しくお願いします。


Thank you Victoria!Thank you for your continuous support!!


笠原 悠貴

岩手のライフマガジン「Vivitto」ヴィヴィットさんに載りました。

2014年07月25日 22時42分39秒 | 作業場のこと
こんばんは。


夏真っ盛り、皆さんいかがお過ごしか。


今日発行の岩手ライフマガジン「Vivitto」ヴィヴィットに掲載して頂きました~。





先月の終わり頃に取材を受けました。


とても和やかにスムーズに進んで僕にとってはすごく楽だし楽しかったです。


カメラマンさんはさすがプロだなと感じたのが、静かに、自然に撮影をされるところ。


綺麗に撮って下さいました。ありがとうございます!!


岩手のなかでも若手の、20代から30代の僕みたいなものを作る作家さんを探しては紹介して下さるありがたい記事です。




記事を少しだけ抜粋。


「今後も人とのつながりを大切にしながら制作を続けたいという笠原さん。


派手ではないけれど、なぜかその作品に惹きつけられるのは、


誰もが心の中にある【自然の風景】を呼び起こされるからかもしれません。」




有り難い文面ですね。逆にこちらもなるほどと思いました。


よろしければ是非ともご覧になってみてください。



取材をされた記者佐藤さん、カメラマンさん(名前聞かなかった・・・)どうもありがとうございます!!



Vivittoのホームページはこちら




笠原 悠貴

動物病院へ。

2014年07月23日 23時03分50秒 | 家具・作品
こんばんは。


梅雨が明ける手前のジメジメ。今日は特に湿度が高かったですね。


その午前中に、地元の動物病院の奥さんから、うちの病院にリスがいるから見に来たら?とのことで行ってきました。





たかはし動物病院さん。


僕の家の動物はみんなここの病院にお世話になってます。


ついこの前外猫を捕まえて避妊してもらったばかり。ありがとうございます。





ニホンリス。雄です。可愛いです。そして動きが早い!早すぎて上手く撮れない・・・





指をやると、匂いを嗅ぐのに止まりますがすぐ動きまわる。


この運動量すごすぎです。


電気工事で木を伐採したところ、リスの巣があって子供だけ残ってて、それを頼まれて引き取り育てているんです。


これで4か月。もう立派は大人だそう。


胡桃の割り方は、親から教わるそうでこの子は割れない。だから割ってあげて与えているんだそうです。


入口を入ってすぐの待合室にいます。



そしてもうひとつの用事が、作ったリスのお届けです。






ありがたいことにスウェールデールも。


病院の受付におりますよ~。


そこの病院には、一番はじめに作ったヒツジも置いてあります。





そしてさりげなく、トカゲも。


なので、今のヒツジも置かせて頂きました!


顔の形が違ってて、逆に新鮮でした。


何と言うか、似せたい!というより、表現したい!って雰囲気が。


自分で言うのも変ですけどね。



この度はありがとうございます!


また家の猫たちでお世話になりますし、新作作ったらまたよろしくお願いしま~す。



笠原 悠貴

Holzオリジナル、フツール。

2014年07月17日 23時09分40秒 | オーダー品
こんばんは。


先月、盛岡はHolz furniture and interiorの店長平山さんから、


オリジナルのスツールを作るので、木部を手掛けてほしいとの依頼を受け制作させて頂きました。



Holzには、僕のヒツジのサフォークを置かせて頂いている有り難いお店。


盛岡で知らない人はいないんじゃないかって位の知名度と認知度があるお店です。




そのオリジナルのスツール、F-TOOL(フツール)がこちらです。





黒塗装のフレームに、板がチーク材。





こちらは鉄素地にチーク材。



他に、ブルーグレー塗装。板はナラとチークの2種類です。


ですので、板とフレームだけで6種類が選べて、床との接点の脚を木かアジャスターか選べます。



鉄のフレームに、フローリングの板が乗っているというシンプルなデザインですが、そのシンプルさが平山さんのフィルターなのです。


そのフィルターを通して僕も見ないと、平山さんの求めているものになりません。



10周年を迎えて、オリジナル家具を作るという平山さんの決意に応えることはとりあえず出来たかなと。


後は、これを何十年と平山さんから注文を受けて作り続けていける様にしていこうと思います。



平山さんありがとうございます!!



ただ今、Holzの店舗はリニューアル中ですので、閉まってますが問い合わせはホームページ(上に貼ってるリンク)から可能です。


そしてF-TOOLの詳しい使い方などはブログのこちらの記事をご覧になってみてください~。



よろしくお願いします。



お客様の言葉。

2014年07月15日 22時56分55秒 | 想い
こんばんは。


お久しぶりでございます。


今日は色々感じたことを綴りたいと思います。



先日、ヤマザクラの木で作ったトレイをお客様に購入して頂き、


使ってみての感想と写真を頂きましたので載せたいと思います。







お客様の義父母様に贈り物で買って下さりまして、早速お渡ししたそうです。



その日から、毎日パンをのせて使われているそうです。







こちらは平たい桃とネクタリンという果物をのせて。



お渡しして、すごく喜んで下さったそうです!仕上がりのクオリティが高いという評価を頂きました~。


有り難いです!!


とりあえず喜ばれたことに、僕もとても嬉しいですし、プレゼントとして選んでもらえたことを誇りに思います。




お選び下さり、誠にありがとうございます!


また機会がありましたらよろしくお願いします。




こういう、僕の作品の感想を頂けることは本当にうれしいです。


そしてとても勉強になりますし、次のを作るきっかけも頂けます。



先日、東京に行った時にちびトラックをプレゼントで渡された方とお話をする機会がありまして、もとい、そういちろう君の両親と話をしまして、


ちびトラックに子供の名前が入っているのに対して、「年をとるにつれて自分の名前が入ってることに気が付くのは面白いね~。」と言われました。


僕は作ってて全然気が付かなかったのですが、そうなんですよね。


段々言葉を覚えて、ひらがな、カタカナを覚えて、漢字の読み書きを覚えて、ローマ字、英語を見る。


その段階でまたちびトラックを見ると、自分の名前が書いてある。


それが何歳で気が付くか分かりませんが、それまで何気なく遊んでいた、飾っていた、投げた、壊した、痛い思いをしたトラックに、自分の名前がある。


その時どう感じてくれるかな~。僕は楽しみですね~。


出来れば気が付くまで両親も教えないでいて欲しいな~。




こういう、使う人が成長して感じ取れるものって面白いですよね。




最後に、先日中学校の頃担任だった先生に久しぶりに会いました。


そこでヒツジを見せたら、「身近だね~。」っておっしゃっていました。


その言葉、僕の作品に対して常に想像している、大事にしている部分をヒツジを一目見ただけで言うなんて。


さすがです。ありがとうございます。


陰ながらのご声援に応えるべく、精進して参りますので今後ともよろしくお願いします。


常に身近な作品を今後も心がけて制作していきたいと思います。



笠原 悠貴