私は本好き。
活字を追うのが好きなのですが、ちょっと疲れ気味の時は漫画を読みます。
最近読んだ漫画は、『ねこノート(著:生藤由美さん)』です。
以前も『ゾッチャの日常』という猫が主人公の作品を描いた方です。
今回は短編オムニバスタイプの、猫が中心になったりヒトが中心になったり。
猫のモノローグはもちろん作者の希望や妄想で描かれている訳ですが、
そうだったら良いのになぁと思わせてくれる作品です。
その中で主人公の猫がちまたんそっくりな性格の子がでてきました!
家族にもサッパリした付き合い方、
甘えん坊全開でもなく、人見知りで怖がりでもなく、
人には慣れているけど寄ってはこない、社交度50%猫という設定です。
お客様にそっけないと、飼い主であるお母さんが「ごめんね」とお客様にあやまるんですが、
その時のモノローグがなんだか本当かもと思わせる内容でした^^
『おかあさんには お友達でも
わたしには なんの関係もない よその人なの
そんな人に キョーミなんて 持てないし
用事もないのに 愛嬌を 振りまいたり できない
なれなれしく 触られるのも なんか イヤ
あいさつは ちゃんと してるんだから それで いいと思う
人間には もの足りないかも しれないけど…』
あーーちまたんが言いそうーーっ。
常々、猫とはそういう生き物と思っている我が家では、
お客様に『うちの子は、ベタベタしてこない子なので、そっけなくても許してね』
と宣言しております。
3回目位の訪問でちまたんも気を許してくるので、それまでは我慢して頂いております(笑)
他にも、捨て猫を助ける手を差し伸べられず、ずーーっと苦しんでいた女性の話や、
地域猫のお世話をしている人と猫との話や、
人間の希望たっぷりではありますが、
「漫画だもん幸福な気持ちになってもいーじゃん!」な作品です^^