ずいぶんと暖かくなってきました。
春を通り越して、夏がやってきたような日差し。
お外猫たちの姿も多く見かけるようになり、妊婦猫さんも増えています。
かわいい子猫たちでしょ?
本当は4兄弟姉妹なんですが、3頭しか写ってなくて残念!
この子たちは、コンビニの前に置いてあるゴミ箱の中に、
ビニール袋に入れられて捨てられていました。
ちぃちゃんのお友達から、「里親さんになってもらえませんか?」と声を掛けていただきました。
残念ながら月齢が低すぎて我が家に迎える事はできませんでした。
カリカリが食べられないと、お留守番は難しいので……。
ちぃちゃんの夏休みに入っていたら、ちまたんの妹か弟になっていたかもしれません。
現在、動物病院のご好意で病院の方で育てて頂いているそうです。
2頭は里親さんが決まっているそうです。残りの2頭はこれから……。
早く良いお家が見るかると良いな。
こんなに小さい子達が自らゴミ箱に入る訳もなく、人の手で、ゴミのように扱われてしまった。
小さい体で一生懸命鳴いていたはず。
この子達の母猫は今どうしているのか。飼い猫として暮らしているのか、半野良のような生活なのか……。
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この子は、昨年の6月に実家の近くのゴミ捨て場に捨てられていた子です。
まだへその緒が付いたままで、体も冷たくてとても危険な状態でした。
ペットボトルにお湯を入れて、簡易湯たんぽを作り、
すぐ近くの不動産屋の方が、慌ててミルクを買いにペットショップへ。
体が温まってくると少し落ち着いて来たようでした。
しばらくすると、お巡りさんがやってきました。
他のゴミ置き場でも兄弟と思われる子達が見つかったそうです。
子猫と一緒に「警察に電話したら保護施設を教えてもらえる…云々」とメモがあったそうです。
たとえ動物管理センター等に行っても、里親さんが見つからなければ、小さな命は消えてしまうのです。
これもまた、人間の自己満足でしかないと思いました。
これは、保護直後、ちぃちゃんの手のひらにいる写真です。どんなに小さいかわかってもらえますか?
父の知人の方で猫の飼育に長けていらっしゃって、一日中誰かが家にいるというお家の子になりました。
とても食欲旺盛で、元気に鳴くので、先住猫さんが逃げてしまう程でした。
しかし、一週間後に容態が急変、吐血をして亡くなってしまいました。
ちびちゃんに関わった人はみんな、悔しい思いをしたはずです。
たった一週間でも、お腹一杯ミルクを飲んで、人の手で優しくなでてもらって……。
少しでも温かい場所に迎え入れられた、それだけが、心のよりどころになりました。
面倒だから、困ったからと、袋に詰め込んでコンビニに捨てに来る……。
貰い手を探すでもなく、「私は子猫の行く末を考えているのよ」と言わんばかりのメモ。
春になると毎年こんなことが起こってしまいます。
猫や犬は、人間の生活に歩み寄って暮らしてくれている。
お互い歩み寄って動物たちとの生活を楽しんでいる人も沢山います。
行き場のない犬を保護したり、猫の里親を見つけたり、
地域猫発足に奔走されている方々も沢山いらっしゃいます。
その一方で、自分勝手な行動で動物たちを翻弄しているのは人間です。
その事を忘れず、こちらの都合ばかりを押し付けず、
ちまたんとの生活を楽しんで行きたいと思っています。
ちまたん4か月。夏休み中のちぃちゃんにべったり^^