
任侠の一門に生まれた少年・喜久雄は、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に女形としての才能を見出され、抗争で父を亡くした後、半二郎に引取られる。そこで半二郎の実の息子・俊介と出会い、正反対の血筋を受け継ぎながらも、まるで兄弟のように育てられ、かけがえのないライバルとして2人で厳しい稽古に打ち込み、互いに高め合いながら芸の道に邁進していくのだったが…。
映画館 ★★★★☆
久々に90点上げちゃいます。3時間があっという間でした。
こんな事書いちゃ申し訳ないんだけど物語は思ったように展開し、思ったように終わりますが、それがまたなんと心地の良いことか。
本当の主演は吉沢亮でしょうけど、横浜流星が助演では可哀想なので、まさにW主演と言ってもいいと思います。後半3分の1はまさに横浜流星が主演でした。
歌舞伎の世界が舞台の映画なのに配給が東宝ってのも「ん?なにかあったの?」なんてゲスな勘ぐりを支度もなりますが、松竹の社員さんたちが悔しがってないかな?とも思います。
本当に美しく、強く、気高く、脆い二人の主演でしたが、私にとって一番色っぽかったのは田中泯であったことは内緒です(笑)
アカデミー賞に出品しないかな。国際長編映画賞受賞すると思うんだけどな。
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