![]() | 鬼龍院花子の生涯 [DVD]東映ビデオこのアイテムの詳細を見る |
大正十年、松恵は土佐の大親分・鬼龍院政五郎の養女となった。松恵は政五郎の身の回りの世話を命じられたが、鬼龍院家では主屋には正妻の歌が住み、向い家には妾の牡丹と笑若が囲われており、その向い家に政五郎が出向く日を妾二人に伝えるのも幼い松恵の役割りだった。ある日、政五郎は女や子分たちを連れ土佐名物の闘犬を見に行った。そこで漁師の兼松と赤岡の顔役・末長の間で悶着がおき、政五郎の仲介でその場はおさまったが、末長は兼松の持ち犬を殺すという卑劣な手段に出た。怒った政五郎は赤岡に出むいたが、末長は姿を隠していた。帰りぎわ、政五郎は末長の女房・秋尾の料亭からつるという娘を掠奪した。この確執に、大財閥の須田が仲裁に入り一応の決着はついたが、以来、政五郎と末長は事あるごとに対立することになる。
DVD ★★★★
この映画・・・大学時代に授業をサボって十三東映で観たんだよね(笑)当時もちろん映画館は禁煙だったけど、タバコを吸いながら観た覚えがあります(笑)
もちろん私はいろんな女優さんのおっぱいが観られるのでこの映画を観に行ったわけですが(爆)まさか夏目雅子のおっぱいまで拝見できるとは思ってもいなかったので、めちゃびっくりしました。この映画のヒットで五社監督による同じような時代背景で同じような環境の映画・・・「陽暉楼」「北の蛍」「薄化粧」「櫂」などなどですが、やはりこの「鬼龍院」が一番面白いです。
そしてやはり特筆すべきは大仰で大根な・・・って、それが一番の魅力なんですが、仲代達也の演技ですね。本当は50年にわたってずっと主役をはってて、しかもどの映画も本当に素晴らしいはずなんですが、なぜか私には大根に見えてしまいます。もちろん先ほども書いたように、それこそが彼の魅力でめちゃ好きな俳優さんの一人、今数えてみたら、彼の出ている映画は30本くらい観てるんですね(笑)この映画の頃、まだ40代のはずなんですが、なんだかめちゃオッサンなのもいい感じです(笑)
それから・・・夏木マリ。この映画が本格的な映画デビューとなりましたが、当時30歳の彼女。もちろんそのナイスバディを見せる女優としてしか期待していませんでしたが、その演技力は圧巻でした。が、しかし・・・この映画を観た当時、まさか30年近くたった今でも第一線級の活躍を見せ、舞台でもミュージカルでも何でもこなせる素晴らしい女優となりました。
そして・・・仙道敦子です。この映画の真の主役はもちろん彼女です。20代前半までにその素晴らしく力強い瞳で我々を魅了してくれましたよね。最近またいろいろと芸能活動を始めているみたいです。
と、思う。。。
佳那晃子も好きだな(笑)
夏目雅子の作品を1本って言われたら・・・
これになるかもなぁ。
「瀬戸内少年野球団」や「魚影の群れ」もあるけれど。
ただ・・・この映画は夏目さんよりもやっぱ仙道敦子な私(笑)