甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織が大好きな甘春杏のアメリカ留学が目前に迫る中、杏の父・正一の危篤が伝えられ、杏は離島で小さな診療所を営んでいた父のもとへ駆けつける。しかし正一はほどなく息を引き取り、杏は島にもう一日残ることに。するとそこに大型台風が直撃し、土砂崩れに加え未知の感染症が島民を襲う。診療所が一つしかない島で杏が孤軍奮闘していることを知り、助けに向かおうとする唯織だったが…。
映画館 ★★★☆
TVドラマは全く観ていない私でも、お話はわかりやすかったですし、個々のキャラクター設定や人間関係はすぐにわかりました。監督が「HERO」や「マスカレードホテル」の鈴木雅之氏なので、良くも悪くも「フジテレビ」のドラマでした(笑)
「技師」と「医師」の関係性がよくわかったし・・・って、それは本来ドラマシリーズを観てたらわかるわけですが、技師の技量の必要性が・・・って、これももちろん技師が主人公のドラマなので今更ですが。
ただ、帝王切開で産んだ赤ちゃんとその母親や、父親のその後をスルーしてしまったのはどうにもいただけません。あと、和久井映見演じる女医さんが手術中はさすがに履き替えていましたが、その他のシーンではヒールの高い靴でカツカツ音を立てて歩いていたのが気になりました。
ツッコミどころは満載ですが、それなりに楽しめました。
全くの余談ですが
この映画でのヒロインの父親は「Dr.コトー」のような医師で、島で亡くなってしまいます。その嫁であるヒロインのお母さんを原日出子が演じていましたが、たまたま今日観た私にとっては、鑑賞後にスマホに飛び込んできた原日出子の旦那さん、渡辺裕之氏の訃報に驚き、仕事でも実生活でも未亡人となった原日出子に驚いた次第です。
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