青春のうた 82 1970年代 前期 18

　今号の「青春のうた」は1970年代前期です。1970年から72年までの6曲・・・私にとっては小学校4年・5年・6年の3年間ですね。

　本誌の特集は「高松塚古墳」と「花の中3トリオ」です。
「高松塚古墳」はね・・・私にとっては記念切手の想い出が（笑）
保存をするための基金設立のために寄付金付き切手が三種類発行されました。切手って当時は凄く値段が上がってたんだけど、今はまったくダメみたいね。私が必死で集めてた35年昔よりも安いんだもの（笑）

　「花の中3トリオ」はもちろんNTV系日曜11時から放送していた「スター誕生」出身者。私は第一回グランプリの「森昌子」の時は見てないんだけど、それ以降は見ています。桜田淳子が予選に出てたのもね。ただ・・・山口百恵は印象に残っていないんだよなぁ・・・

　3人はもちろん同級生なんだけど、デビューした日はまったく違うのは当たり前で・・・

　森昌子　　1972年7月
　桜田淳子　1973年2月
　山口百恵　1973年5月

山口百恵が「スター誕生」に出た頃には、すでに森昌子は2曲目の「同級生」を歌ってたころかもね。もともと森昌子と山口百恵はおなじホリプロで、桜田淳子はサンミュージックです。ホリプロとしては1973年3月にデビューした石川さゆりを加えた3人で「ホリプロ三人娘」として売り出したかったみたいです。

　私は彼女たちの2学年下なわけで、桜田淳子のファンでした。

　ってことで・・・今号の6曲のご紹介


　★走れコウタロー　1970年7月　ソルティシュガー当時10歳の私にとっては、とても楽しい歌でした。もちろん競馬なんてまったくわからないし、途中の実況中継が当時の美濃部東京都知事のモノマネからはじまるとか、メンバーでこの曲の作者がこの歌を発表する前に急死したとか・・・そんな事情はまったく知らなかったし、タダ単純に楽しい歌って印象だけでした。もちろんそれは正しい楽しみ方だと思います。なんといっても、ギターとバンジョーの演奏がとっても楽しかったなぁ・・・


　★なのにあなたは京都へゆくの　1971年9月　チェリッシュ
私がチェリッシュを知ったのは、すでに二人で歌ってた「ひまわりの小経」からでした。当時TBSで「ベスト30歌謡曲」って番組があって、ほとんど常連だったのを覚えています。このデビュー曲を聴いたのはラジオを聴きだしてからなので、オリジナルの5人メンバーで歌ってる姿はまったくみたことはありません。
　チェリッシュは好きだったなぁ・・・「ペパーミントキャンディ」って曲が1975年に発売されるんだけど、それまでのシングル14曲はみんな歌えるかも。しかし、15曲目以降は覚えてないんだよね（笑）


　★昨日にさようなら　1971年4月　落合恵子
ケンケンこと見城美枝子のDJは聞いたことがあるのに、レモンちゃんこと落合恵子の放送はまったく聴いたことがない私です。たぶん、関西の当時の若者は雑誌などでたびたび出てくる落合恵子って何者？って感じだったと思うんですね。ラジオって、そういう意味ではやはりめちゃローカルなんですね。
　この曲は今回初めて聴きました。


　★君の街に帰ろう　1972年9月　黒崎とかずみ
　★いとこの結婚式　1972年5月　頭脳警察
　★人生なんてそんなものさ　1972年3月　猫


　さすがに私が今回初めて聴く歌ばかりでした（笑）