けんかに明け暮れていた武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、武士になるという夢を追い、盟友の近藤勇、沖田総司らと京都へ向かう。やがて元水戸藩士の芹沢鴨と手を組み、京都守護職を拝命した会津藩預かりとなり、市中を警護する新選組を結成する。副長となった土方は組織を厳しく統率し、討幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せていく。そんな中、絵師のお雪と出会い、恋に落ちる土方だったが…。
WOWOW ★★★
やはりこのようなテーマはどこかに絞るか、もしくは大河ドラマで扱うか。。。「新選組」はすでに大河ドラマになっているしなぁ。とにかくなんとか土方歳三の数年間を2時間半以内にみせようとして、めちゃ薄っぺらく感じました。
近藤勇や沖田総司はいわゆる「ナレ死」でしたし、結局何を重点的に見せたいのかが伝わらなかったです。主人公のひらパー兄さんよりも、伊藤英明演じる芹沢鴨やちょっとBL風な山田涼介演じる沖田総司のほうが印象に残りました。
で、一番感じたのは土方歳三がヤな奴ってことですね(笑)
なんだか主人公が損な役回りをしていました。
新選組に関しては好きな人はめちゃ詳しいので、もう少し違う切り口のほうが良かったかもしれません。
燃えよ剣は原作が大好きなので、
コロナで公開が延長されたりしてたのをすごく楽しみにしていて、
やっと見られた時は本当に感動でした。
っていう色々な味付けがされちゃって
今思い返すと映画で覚えているのは
ウーマンの村本さんと、土方さんの面白い歩き方です。
キャストとか良かったのに、
たしかに原作に比べて“足りてない”感じでしたね。
原作読んでないので偉そうには言えないけれど、司馬遼太郎の「罪」って・・・たとえばディズニークラシックスにも言えるのだけど、あまりにも司馬遼太郎のお話が面白いので、彼の書いたものが「真実」って思ってしまうことかも。坂本龍馬も司馬遼太郎のおかげでハードルが高くなった感じがする。
ディズニーの60年70年前のアニメも、あれこそが原作のように勘違いさせるだけ罪が深いと(笑)
昔の日本人の歩き方
いわゆる「ナンバ歩き」ってやつね。
すり足で歩くことと、右手と右足が同時にでるってやつ。竹馬もそうだよね。