疾風ロンド (実業之日本社文庫) | |
東野 圭吾 | |
実業之日本社 |
強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。
「白銀ジャック」に続き、東野圭吾が文庫書き下ろし・・・こういうのって超売れっ子作家では珍しいと思うけど、「白銀ジャック」と同じ出演者(?)ということもあって映像シリーズ化も可能なエンターテインメントとなっています。
てか・・・
その事件の内容や冒頭は本当にシリアスなんだけど、だんだんコメディとなっていくさまがめちゃ面白くって。オチはほんとにコメディでしたね。
ちょっと登場人物が多すぎるっていうのもあるんだけど、先程も書いたように同じシリーズの「白銀ジャック」とともに映画化可能ですね。
ただ、雪映画って、かつては「私をスキーに連れてって」などのヒット作もありましたが、やっぱ画面が白いっていうのがも一つなのかなぁ。。。
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