ビビり犬エイト その後のその後。

お散歩大好き犬のエイト。
ごはんよりお散歩。

朝夕のお散歩タイムが近づくと、お座りして、これ以上ないというくらい真剣な真顔で、お散歩係がいる部屋に体を向け、こちらにプレッシャーをかけ続けます。

週末の朝寝坊なんて楽しんでいると、うぉんうぉん、くーん、くんと心の声が漏れてきて、アピール。

よし！ごめん、お待たせ。行くよエイトと、外に出ると、大興奮。

嬉しくって、クンクン鳴きだったのが、威嚇吠えになり、「ワン、ワン、早くしろよ、遅過ぎる～」に代わります。

ワンと吠えるのは、この時だけです。
クルマが来ようが、来客が来ようが、一声も発せず、おとなーしくしています。

手を痛めないように手袋を着け、リードを持つと、エイトはひとしきり暴れます。

以前はこれがなかなか大変で、お散歩に行くのはちょっと気が重かったのですが、最近では、こちらも慣れたのと、エイトも、暴れ方が穏やかになり、すんなり出かけられるようになりました。

50メートルほど、エイトはぎゃんぎゃん引っ張ります。

そのあとは?

うそのように穏やか犬になります。 笑

あとは、クンクン、クンクン、ひたすらあちこちクンクン。
大好きな作業に没頭するタイプです。

クンクンするのは、猟犬だと聞いたことがありますが、ほんとかな？
可能性としては大いにあります。猟犬と野犬の子どもってトコでしょうか。

適度な運動が出来ているようで、キレイに筋肉がつきました。毛並みもまぁまぁ、いい感じです。
屋根がまだ半分しか張りおわっていない犬小屋の周りにいると、大警戒。
しっぽは下がり、頭も下がり、後ろへズリズリ下がっていきます。
つい先日、家族の中でも１番警戒されていない息子が、ついにエイトを撫でることが出来るようになりました!!

息子は、何度も何度も、ゆっくりと優しく声をかけながら、ゆっくり近づき、手を出しては逃げられ、を繰り返していたのですが、その日のエイトはじーっと、撫でられることを受け入れました。

目をくりくりさせて、身体を軽く緊張させて。
尻尾はゆっくりと下がっていきました。
でも、逃げないことに決めたのです。


それからは、日々警戒度がさがっています。
娘も撫でられるようになり、私も一回だけ。

１番恐い夫は、まだこれからです。笑

昨日は、息子が近寄って来たエイトをよしよしと撫でると、尻尾はブンブン揺れたまま。目を細めて、リラックスの表情。

うわー、普通の犬になった‼

と嬉しくてたまらないわたしたちです。

朝日の中をお散歩。
ススキが揺れていい気持ち。
毎日贅沢な眺めを楽しんでいます。

ビビり犬の報告でした。
読んでくださって、ありがとうございます☆