スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

愚かな人々

2016-01-28 00:43:06 | 政治



イメージ写真 徳川園より


この徳川園が私達夫婦が結婚式を上げた場所です。
今から56年前のことですが、出席者は家族だけで、合計7,8人だったと思います
それで、かかった費用が3000円です。私の給与が2万7000円ほどでした。
一ヶ月の給与の九分の一で結婚式をあげることが出来たのです。
もちろん、披露宴なんてありません。神前結婚で記念写真を撮っただけです。

現在はどうでしょう。人それぞれでしょいうが、
私の知り合いの息子さんが来月結婚式を上げます。
披露宴の参加者は相当多いそうです。そしてその費用は○百万だそうです。
なぜこのような愚かなことをするのでしょうか。これが普通なのだとの話です。
これじゃあ、普通の人は結婚式を挙げられませんね。つまり結婚できないこととなる。

今、日本は少子高齢化に苦しんでおります。出生率は下げ止まらずあと50年で
日本の人口は5000万人減って8000万人弱となると予想されています。
一方、結婚した人たちの出生率は増えております。つまり結婚できれば、
子供が出来るということです。あたりまえですよね。
ところが、結婚費用が高すぎて結婚できない人が多数を占めているという。
だから、平均して日本の人口は減少に向かっているのです。
政府は、何故このことに気が付かないのだろう。愚かだなあ。

政府が気が付かないなら、民間でやろうじゃありませんか。
20万円あれば、十分まかなえるでしょう。披露宴なんて無くて良い。
友人知人に写真入りの結婚のお知らせを郵送すれば良い、と私は考える。



以上でこの記事は終わる予定だったが、どうしても続きを書きたい。

それは、「結婚資金のない人たちへ告ぐ」との題でもう少し書きます。
まず、世間体なんて捨てましょう!役所に結婚届を出してから、
披露宴のかわりに、二人の写真を撮って、それをハガキに印刷して、
知るかぎりの人々に郵送しましょう。パソコンを使えない人は、スマホで二人の
写真を撮って、それをカメラ屋でハガキにプリントしてもらって、
宛名は手書きでいいじゃありませんか。多くの人に知らせましょう!
これなら、おそらく数千円で事足りるでしょう。新婚旅行やリングの交換は
お金が出来てからすれば良い。まずは、結婚しましょう。

少なくとも私はあなた方のことを心から祝福します。
私の妻は時々誇らしげに言います。「私達の結婚費用は三千円だった」と。




デジブック 『むつき・1月の前半』



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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お早うございます (花ぐるま)
2016-01-28 09:05:08
poloさんお早うございます
私も大いに賛成です
私たちの時代は親もそれほど裕福ではありませんから、私自身も披露宴はしましたが、市民会館で仏滅の日に行いました
仏滅と言うことで空いていて、市長から「新生活運動の先駆け」ということで感謝状と品物が贈られた位です


今、中国や韓国は凄く派手にするそうですね
日本のでっこん指揮には最近参加していませんが、派手になりつつあるのでしょう
少子化ですから

ちなみに私の娘は結婚式はせずに披露宴だけは仕方なくレストランでして、費用は全部自分たち餅でした


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こんにちは (ポージィ)
2016-01-28 10:41:48
○百万の費用をかけた結婚式・結婚披露宴を開催する方もいるでしょうけれど、
現在の日本では、誰もがそのような結婚式披露宴を望んでいるわけではなく、
多様化していて費用もしかりだと思います。
ですが、結婚式そのものよりも、結婚後の生活が成り立つか、子育てしていけるか、
という経済的不安から結婚をためらう人々が多いのではないかと私は感じています。
日本社会でも格差はかなり広がって、いまや貧困状態の子供は6人に1人だそうです。
そのほかにも、家庭を持つよりも独りの生活の方が魅力的と考える人たちの増加や、
出会って交際していく時間そのものがないほどの多忙な人が多い、などなど
様々な問題が絡まりあっているのでしょう。
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結婚式 (おみや)
2016-01-28 10:47:57
私達が結婚したころは実家も貧乏でした
それでも何とか式を挙げてくれて、それがなんと夕方の4時からでした。(費用が大分安い)

娘は自分たちで決めて質素なレストランで
あげました。
今はとても豪華に式を挙げてますが、その費用を結婚式後の生活資金に充てて子供を
育てるようにしたらよいとおもいます。

芸能人の結婚式、見てて腹が立ちます。其れですぐに解れる、嫌ですね。
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結婚式 ()
2016-01-28 14:38:34
こんにちは。
最近は不祝儀ばかりで結婚式に出席する事はなくなりましたが、
今でも派手な結婚式をしているのでしょうか。
私の場合は沢山の友人を呼びたかったので会費制にし、ご祝儀もお土産も何も無しでした。
幾分かかった費用は自分達で持ち、
親から借りて海外旅行に出掛けました。

羽田、成田離婚もあると言いますから勿体無いですね。
無駄なお金は使わないで、結婚式後の生活に当てればいいと考えてしまいます。
叉最近は入籍だけ済ませている人も多いと聞きます。
けじめだけは付けたいものです。
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みなさまへ (polo181)
2016-01-28 16:02:56
隣組でお通夜があるので、コメントをの返信は、ゆっくり考えて書きますので、しばらくお待ち下さい。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2016-01-28 21:05:54
仏滅の日を選んで披露宴をするのは、とても勇気のいることです。私達の頃は、暦を見ないで
やりましたから、何の日だったか全くしりません。つまり関心がありませんでした。
娘さんは披露宴だけですませた。これは先進的だと思います。例えば、散髪でも
今は4000円から1000円まであります。違いは、カミソリを使うか使わないか程度の差です。
結婚式も、インサタンと・ウェディングかあるいは、5万円均一ウェディングがあってしかるべきです。
問題は、これだけではありません。アパート代が高いですね。子育て費用が高いですね。
こういったものも含めて、負担を軽くする方法を考えるべきです。そうすれば、少子化は止まるでしょう。
止めなければなりません。
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ポージィさん、こんばんは (polo181)
2016-01-28 21:35:14
コメントを有難う。
ああ、そうですか。すでに、安い費用で結婚式を行う人が出て来ていますか。
私は、ここ数ヶ月の間に2度結婚式に出ましたが、両方共豪華絢爛でした。それに、パソコンで
ご祝儀の相場という言葉で検索すると、ほとんどが、友人で3万円と出て来ます。
つまり、披露宴一人分の費用が(引き出物も含んで)っそれだけかかるということではないでしょうか。
結婚後の生活設計について考えれば、あまりにも費用がかさみ過ぎて、尻込みするということですね。
私は、軽費公営住宅や、軽費保育園などをもっともっと増やして、結婚後の生活が
成り立つように予算の配分を考えるべきだと思いす。やはりどうしても政治の分野に戻ってきます。
ああ、どうすれば良いのだ。私が結婚した時は、生活が成り立つか成り立たないかなんて
一切考えなかった。愛の力がつよかったから、余計なことは考えませんでした。
やっちまえ!なんとかなるっだろうと言った、考えでした。質屋へ走りました。友人に頭を下げました。
そうしてやりくりをしてきました。子供の養育や教育についてもそうです。あまり先々のことは考えませんでした。これは、みな若さでしょう。
いやぁ、貴女の文章の最後の3行を読んで、惨憺たる気持ちになってきました。
この3行は後に考えるとして、次の人のコメントに移ります。必ず戻ってきます。


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皆様へ (polo181)
2016-01-28 21:46:07
明日は朝一番に皮膚科に行かねばなりません。ここと、ひとまず打ち切って、後日、この続きを書きます。

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ポージィさん、こんにちは (polo181)
2016-01-29 13:50:16
続きの返信です。
時間がない人に貧しい人。それは、その人達の考えようでなんとでもなります。
私が結婚した時は、最初に借りた「新居」は、土台がなくて、地べたに直に柱を建てた
掘っ立て小屋でした。裸電球一つで、テーブルはみかん箱。家具は一切なくて、それぞれ
トランクを1つずつ持っていました。すぐ裏が駅のプラットホームでして、出勤する私の姿が見えるので
毎朝、妻は外に出て手を振っていました。
あれ以上の貧しさは無いでしょう。炊事と暖房はレンタン一個。一日一個です。それでも
苦しいと思ったことはありません。上の子が出来て、風邪を引くと、必ず私の腕時計が質草になりました。
若い人たちに、元気を出してもらいたいな。貧しさを耐える気持ちを持って欲しい。
最初から裕福なのは、その後の人生に決してプラスにならないことを知ってほしい。
j人生は切り開くものなのだと、知ってもらいたい。不毛の荒れ地を耕すように。
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おみやさん、こんにちは (polo181)
2016-01-29 14:01:54
コメントを有難う。
そうでしょう、そうでしょうとも。貧しければ、貧しいなりのやりかたがある。だから、
披露宴なんてやらないで、ハガキ一本出して皆様にご挨拶すればいいのだ。
仰るとおりです。豪華な結婚式をあげるより、質素な式で済ませて、余剰金はその後の生活に
活用すべきだ。みなはき違えている。盛大な披露宴を開いて、ほんの数時間で○百万!
馬鹿じゃないかと思います。もっともっと堅実な方法がいくらでもある。私はアメリカ人の
結婚式に出席したことがあった。ふたりとも学校教師だから、貧乏ではない。
にもかかわらず、立食パーテイで済ませてしまった。出たのは、コーラとケーキひとつだった。
2時間ほど談笑して、皆、二人を祝福した。私はその合理的なやりかたに、感じ入ったものです
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