スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

”獲物”にありついた瞬間

2006-11-16 14:49:40 | 水鳥
写真は3枚
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私が勝手に定点観測地としていた昭島市水鳥公園に観察の”ライバル”が現れた。それも、トリたちがねぐらとしている真っ直中に踏み込んできたのだ。かれはどうやら、チョウゲンボを狙っているらしい、と顔なじみのバードウオッチャーが言った。

お陰で、サギたちは逃げてしまって近寄らなくなってしまった。それで、この場所は諦めて別のポイントを探した。そこで得た最初の写真が上の3枚です。下のは、2枚目を拡大したものです。対岸までの距離が遠く”獲物”が良く見えないでしょう。もう少しくっきり鮮やかな写真が欲しかった。

実は、もう一年も観察を続けているけれど、捕食の瞬間を捕らえた写真は、これまでに2,3枚しかない。とくに、このダイサギのは今回が初めてだ。コサギ、アオサギ、ダイサギ達の捕食の仕方がそれぞれ少しずつ違っている。もうダイサギの捕食にいたる前駆的姿勢を脳裏に焼き付けたから、次回からは容易く撮影できると自信を持ったのだった。




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16 コメント

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邪魔者は。。。 (花ぐるま)
2006-11-16 15:27:00
人間だったのですね。
しかし良くこのダイサギサン首が曲がったり伸びたり自由自在。
人間で言う、手の役割をしてますね。
あっ獲物をつかまえた!
その瞬間はなかなかつかまらないでしょうね。
人間よりずっと凄い速さで捕まえるのでしょうから。
サギさん探しはまだまだ続きますね。
4~5日は熊野古道歩きをしてきますので、ちょっとお邪魔できません。
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野川にはお魚が一杯・・・ (sakura)
2006-11-16 15:28:28
其方はお魚が少ないのでしょうか?
野川にはお魚が沢山居るようで
私は何回も捕食の瞬間を写しています。
もう~飽きちゃったぐらい ヘヘヘヘ・・・
コサギ、ダイサギ、アオサギの
捕食の仕方が違いますか???
私には判りませんが、、、
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天眼鏡で (anikobe)
2006-11-16 18:13:34
嘴か、獲物かはっきり見えないので、大きい天眼鏡で拡大した方を見ました。
確かに、グレーのものが見えます。
お魚ですね。

ダイサギは、こうして岸から獲物を狙っているのですね。
あのすばしこい、捕食の瞬間を捉えるのは、それを見ているだけで、シャッターを押すタイミングさえ分からないと思います。
とにかく、動くものは撮れない自分のことを一番よく分かっていますから・・。
poloさん、すごいですね。
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ナイスキャッチ (おみや)
2006-11-16 19:29:25
ダイサギ君の首がスーと伸びて、上手く獲物にありつけましたね。小魚をキャッチするのでしょうが、たいしたものですね。長い足と長い首が自由自在で瞬間に行動をおこして・・・生きる為だから真剣です。
その一瞬を捉えるpoloさんも凄いです。
鳥の世界にも私みたいに不器用な鳥もいるのでしょうね。
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こんばんわ (torara)
2006-11-16 20:11:01
最近は
鳥図鑑でダイサギさんのお顔をバッチリ拝見しています。
何だか得をしたような気持ちです
始めてお目にかかった鳥ではないような親近感。
こちらのブログでで見ているからでしょうか

神様はなんと用意周到に生き物を作られたことか
捕食するものにあわせた首とか嘴
きっと無駄な構造はないのでしょう
poloさんの画像を拝見してその感を深めています。

日増しに寒くなっています
くれぐれも無理なさらないでくださいね。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2006-11-16 20:32:32
コメントを有難う。魚が遠くにいる間は首を短く折り畳んでじっと待っています。それが、近くに来ると、首を長く伸ばして”キャッチ”の姿勢に変わります。その身構えた姿勢はまるで獲物を狙うヒョウのようですよ。足が長いから深いところにでも入れるし、クビが長いから遠くまで届きます。クチバシが鋭いから、相手を刺し殺すこともできます。無駄な物はなにもありません。みんな理にかなっています。
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sakuraさん、こんばんは (polo181)
2006-11-16 20:40:03
コメントを有難う。<もう~飽きちゃったぐらい ヘヘヘヘ・・・>と言われてしまえば、それまでです。
トリたちはそれぞれの場所に適応しているものと思います。バードウオッチャーの話によれば、ここ多摩川での”ハンティング”は早朝だそうです。なにせ、9時まで眠っている私には、間に合いません。しかし、たまに今日のように、昼間に”漁”をするサギに出会うことがあります。野川は川幅が狭い、多摩川はその数十倍はあるでしょう。1.5倍のテレプラスを使っても600㎜が最大ですから、ちょっと不利ですね。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2006-11-16 20:47:03
コメントを有難う。お褒めの言葉と拍手をいただいて、とても嬉しいです。捕食の瞬間を捕らえるのはかなり難しいです。連写と言って、一秒間に5コマ撮影する機能を使います。それでも間に合わないことがあります。さらに、相手が非常に遠い。これが一番の難題です。PCで拡大すると画質が荒れますから、好きではありません。なかなか、満足の行く写真が撮れないのが現状です。これは”良いな”と思う写真は一月に一枚あるかなしかです。
写真の背景が枯れ草ですから、捕らえた獲物をしっかいりと見ることができません。次回はもっと良い写真を。。
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おみやさん、こんばんは (polo181)
2006-11-16 20:54:37
コメントを有難う。おみやさんが、不器用とは、とんでもありません。ブログを拝見していて、日々感心しております。
泳いでいる魚も、おそらく静止する瞬間があるのだと思います。その時期を待って、素早く首を伸ばして捕らえるのだろうと想像しています。身構えてから首を水に突っ込むまでの速さは、一瞬です。目にも留まらぬ速さで捕まえます。アオサギの方はもう少し頭脳的です。浅瀬で、魚が遡上するのを待っています。流れに逆らって遡上するのでスピードが落ちます。それを狙うんですよ。
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toraraさん、こんばんは (polo181)
2006-11-16 21:04:47
コメントを有難う。いつも閲覧していただいてありがとう。図鑑があるとゆっくり見ることが出来ていいですね。私が知っているサギは、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ、ササゴイなどです。それらの中で、最も美しいのはダイサギだと思います。
仰るとおりです。あの長くて鋭いクチバシは、深い水を貫いて獲物を得るのに適しているし、首は逆S字(S字でも同じこと)になっていて、伸縮自在です。獲物までの距離を測りながら長さを調節します。しかも賢いことには、獲物をすぐには飲み込みません。相手が弱るのを待ってから飲み込みます。銜えたまま、しばらく様子見をするんですよ。
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