
ジョウビタキの♀
里山への登り口にテニスコートほどの広さの空き地があります
そこは枯れ草で茫々としているし流れ下ってきたゴツゴツした石で足場が悪い
だから滅多に人が入ってこない
しかも周りが木々に囲まれているので登山者に邪魔されることもない
太陽を背にしてその平地の片隅に陣取った
もし鳥が飛来すれば必ず良い写真が撮れる条件が整っている

やがて、あのヒラヒラと蝶の舞いのような独特な飛び方をするジョウビタキがやって来た
かねてから、この鳥だけが遊びを知っていて、無目的な舞いを見せてくれると信じております
それにはいくつか条件が必要だ
見晴らしが良くてしかも逃げ場がすぐそばにあることや天気が良くて風がないことなどだ

私は、その舞いを撮影するべく、カメラを三脚からはずして、手持ちに変えた
ところが実際、その舞いを追ってみると、ことごとく失敗する
彼女の動きは思ったより速いのだ
私はカワセミの飛翔を撮影するだけの機敏さがあるから、それより速いことになる
舞いとは、地面に降り立ったと思った次の瞬間低木に留まる
そしてまた他の枝へと飛び移る
それを何度も何度も繰り返します
まるで私に見てくれと云わんばかりの動きなのです

もうお気づきでしょう
画質からどれほど近くでその舞を見せているかを
最初は「テニスコート」の向こうの片隅でやっていたのが
だんだんと近付いてきて、最後は撮影可能がギリギリの距離である3.5mまでやってきた
手を伸ばせば掴まえられそうな至近距離なのです
舞は、タタタタタタと連写のシャッター音を伴奏にしているようだった
poloさんなら綺麗に撮ってくれる、そう信じているようです。
メールしました。
余計なお節介でほんと申し訳ありませんでした。
つぶらな瞳を向けてとても女の子らしく可愛いですね。
最後にはカラシ黄色の尾羽を広げて見せてもくれたのですね。
明るい日の射す空間を飛び跳ねて満足げな顔を見せています。
メールを有り難う御座いました。たしかに受けとりました。活用させていただきます。
最後に見せた尾羽の広がりも舞の一部でした。まるでUFOが瞬間移動するような速さで縦横に飛ぶので、舞姿は画像として得られませんでした。ざんねん
それにしても可愛い鳥ですね。
その舞うような姿をヴィデオに撮ってみてはいかがでしょうか。
先日、鳥撮影のベテランがスライドを使った講演をしてくれた時、鳴き声をデジカメのヴィデオ操作で取った話をしていましたが、画像は捨てて音だけを生かしていました。皆さん、ああ、そういう使い方もあるンだって感心していましたが、ヴィデオで撮ったヒラヒラの姿から一枚引き出す方法もあるのでしょう。
私にはまだ良く判りませんが、きっとあるのだと思います。
ヒラヒラヒラと蝶が舞うような動きでありながら、それを連写で捉えることができない。それほど、動きが速いのですよ。ヴィデオは良いアイデアですね。
そうですね、ヴィデオなら連続的な動きを撮ることが出来るかも知れません。でも、私はヴィデオを持っていません。次回は、二千分の一秒や三千分の一秒での連写を試みてみます。是非あの舞を撮影したい。
なんて可愛らしいジョウビタキ嬢なんでしょう。愛くるしい♪
素晴らしいジョウビタキ嬢たち、見せていただけばいただくほど、
どんどん好きになっていくようで、もうすっかりファンの気分。
ひらひら舞い、いつか見てみたいものです。
それにしても、どんどん近づいてきて、ついには3.5mとは。
シャッター音がし続けているにもかかわらず、ですよね。
望遠レンズをつけておられるpoloさんにとっては嬉しい悲鳴でしたね(^^)
鳥を優しく美しく撮って下さる特別なお客様として。
それにしても。なんて優しく可愛らしく撮れたこと!!
ジョウビタキさんも写真の出来に大満足だと思います。
望遠レンズなど必要ないぐらいの距離まで近付いて舞いを見せてくれたなんて・・・
やはり、特別だったんですよ、きっと。
普通トリは、シャッター音で逃げます。カワアイサ、やミコアイサでさえシャッター音を聞いて遠ざかります。私のレンズでは3.5m以上離れていないと撮影ができません。あまりにも近くまで寄って来たので、私の方がジリジリと後ずさりしたのでした。
そうですね。最後は望遠レンズが邪魔になりました。標準レンズで充分撮影できる距離でした。私に見せてくれたあの舞は特別だったのでしょう。1枚目の写真をもう一度ご覧下さい。この仕草を何度も何度もしてみせたのでした。