スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

知らぬがホトケ

2009-02-12 14:34:36 | 野鳥観察


里山には大勢のカメラマンがやって来ます
みな野鳥狙いの鳥専ばかりです
鳥のことなら何でも知っている他称鳥博士からほとんど知識を持ち合わせない素人までいろいろ
数ヶ月前から彼らの間で「1羽だけ白いカラスがいるぞ」という噂が広がっていた
そしてその「白いカラス」なるものを10日ほど前に私も見ている
しかしその飛び方を見て、瞬間的にカラスではないと心の中で思ったのだった
みな、「白いカラスだ!白いカラスだ!珍しいぞ」と言いながらカメラにおさめようとする
しかし、木の幹や枝が邪魔をして誰一人撮影に成功しない
悠々と滑空しながら視界から去って行く

今日、偶然その「白いカラス」の撮影に成功 上がそれです
どう見ても烏ではありません 図鑑で調べたらなんと「ノスリ」だと判明

ノスリ (ワシタカ科) 52㎝ 冬鳥
まだまだ撮影のチャンスがあるだろうから今日のご紹介はここまでとしておこう



トビ(ワシタカ科) 59㎝ 留鳥




ツグミ(ヒタキ科) 24㎝ 冬鳥

これはこれまでに何度もご紹介していますが、胸の斑点がしっかり撮影できたので掲載します
赤茶色の衣を肩にサラリとかけて 胸の美しさを露出しているように見えませんか
今日の成果は以上二枚です 

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18 コメント

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poloさん今晩は (じゃこしか)
2009-02-12 18:08:27
 ノスリとカラスは、その大きさとか羽の形で、ある程度分かると思います。
 野鳥専科のpoloさんとしては、さぞや笑止なことだったでしょうね。
 ノスリは数こそ少ないですが、釧路湿原にも居ますよ。大体湿原の猛禽類と云えば、トンビと双璧です。
 トンビより身体が一回り小さいのと、輪を描いて飛ぶのと、ピィーヒョロロの鳴声で見分けています。

 なおツグミはさっぱり見かけませんです。
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烏には見えません。 (Luna)
2009-02-12 18:55:06
この飛翔を見る限りでは私(鳥には全く詳しくない)にも烏には見えませんでした。
検索してみても地域によっては白っぽいのがいるようですが、こんなに白いノスリはいないようですね。
突然変異なのでしょうか。幼鳥が白いと目だって天敵に狙われやすく生き延びるのが困難なようだとTVか何かで聞いたか読んだかしましたが、強く生き延びたのですね。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2009-02-12 21:00:56
コメントを有難う。そうですか、釧路湿原にはノスリがおりますか。それも数が少ないのですね。
彼らが白いカラスと言ったときは唖然としました。仰る通りクルクル輪を描くように飛んでいました。
こちらには、オオタカとチョウゲンボウはよく見かけます。そして、そればかり追いかけるカメラマンがおります。彼ら猛禽類が獲物を掴まえる瞬間を撮影しようとカメラの砲列を作っている場所があります。
私の趣味ではありません。
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Lunaさん、こんばんは (polo181)
2009-02-12 21:04:33
コメントを有難う。
↓をご覧下さい。私の図鑑「山渓カラー名鑑、日本の野鳥」で調べました。
http://www.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www13.plala.or.jp/a_nisus/Photo/nosuri9266.jpg&imgrefurl=http://www13.plala.or.jp/a_nisus/Common%2520Buzzard.html&h=387&w=500&sz=34&tbnid=dnhzEDuVFkIpvM::&tbnh=101&tbnw=130&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2583%258E%25E3%2582%25B9%25E3%2583%25AA%2B%25E5%2586%2599%25E7%259C%259F&hl=ja&usg=__TEKfx3RbmWCaobnPr30NFXhPdZs=&ei=zwyUSe61OpDy6QPYvtCQCQ&sa=X&oi=image_result&resnum=3&ct=image&cd=1
白っぽいノスリがおりますよ。
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下界から見ると (ポージィ)
2009-02-12 21:33:38
こんばんは。
木々の枝の下の地面に立つヒトの肉眼で見ると、白いカラスに見えて
しまうのでしょうか。poloさんが撮影に成功されたお写真は
どう見てもカラスではありませんね。カラスはもっと嘴が大きいですし。
間違いなく猛禽類。私には種類までは分かりませんが。う~んカッコイイ!

試しに白いカラスを検索してみたところ、こんなの見つけました。↓
http://www.isenp.co.jp/news/20081022/news11.htm

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ポージィさん、こんばんは (polo181)
2009-02-12 21:52:44
コメントを有難う。そうですよね、一目瞭然カラスでないことがわかります。ノスリだと断定するには、もう少し全身の色をはっきりさせる必要があります。ただ、猛禽類であることは間違いありませんし、手持ちの図鑑(山と渓谷社の日本の野鳥)で、ことごとく調べ上げた結果、尾羽の形が扇形であるところが特徴だと考えて、ノスリだとしたのでした。
本当に白いカラスがいるのですね。これにはびっくりです。
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私も調べてみましたら。。 (serena)
2009-02-12 22:48:56
《《http://www.sakai.zaq.ne.jp/duagz909/belltree18/birdlandphotos/huukei/10.sigusa/nosuri14.html》》
この写真ではPoloさんのと同じに見えます。
どう考えてもカラスには。。。

余談ながら、この冬「白いカナダ雁」が話題になりました。写真を見せてもらいましたが確かにカナダ雁でした。
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polo181さん、おはようございます (monma2004)
2009-02-13 09:54:56
 悠然と飛翔する猛禽類のタカ科の野鳥を見事にキャッチされましたね。かなり高度なカメラ操作がなければこんなに美しくは撮れませんよ。
 さて、あえて猛禽類のタカ科の野鳥と書きましたが、やはりこれはpoloさんの仰るとおり「ノスリ」ですね。こちらでも河口周辺の上空を飛ぶ姿は見られますが、手持ちのデジカメでは鮮明な映像は無理です。
 念のために、Yachoo! オンライン野鳥図鑑にはノスリの写真が多数掲載されています。
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serenaさん、こんにちは (polo181)
2009-02-13 11:17:30
コメントを有難う。お調べいただいて、有り難う御座います。調べれば調べるほど、これはノスリなのだと意を強くしております。どうみてもカラスではありません。どの動物にも変わり種がおりますね。どうやら白いカラスも実際にはいるらしいです。白いカナダ雁ですか。みなさんびっくりしたでしょうね。
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monma2004さん、こんにちは (polo181)
2009-02-13 11:26:22
コメントを有難う。写真をお褒めいただいてとても恐縮です。枝や葉っぱが邪魔をする中、一瞬、全身が見えて撮影できたのでした。悠々と舞っていました。
数は少ないけれど、どこでも見られると書いてありましたから、当然そちらでも見ることが出来ると思います。ミヤマホオジロ狙いで深い山に分け入っていました。収穫がなくて困っているときに、このノスリが現れたのでした。
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