スケッチブック

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女性の買い物 ②

2005-08-24 10:45:23 | Weblog

小淵沢から車で10分程度のところに、巨大リゾート型アウトレットができたのは今から3,4年前のこと。八ヶ岳アウトレットと呼んでいる。またたく間に関東いちえんに知れ渡って、連日若者を中心にして賑わっている。 森林を切り開いて2000台の車が止められる。店舗は実に70を数える。

そもそも outlets とは、電気が流れ出てくる場所であるコンセント(和製英語)のことや、水が出てくるところである蛇口、さらには工場から製品が流れ出てくる倉庫群などを意味する。傷物の商品を大きく値引きして売り出す工場直営店をも意味する。それが、ここのところ日本のあちらこちらにアウトレットができて、若者にとってのお洒落な場所としてとらえられている。つまりなんだかファッショナブル場所と考えているようだ。

雨模様で、行く場所が無かったので、今日は妻をそこへ案内した。どうせ私は退屈するだろうから2時間の間自由行動として別れた。私はひとしきり歩いてからチーズとワインを買った。残りの時間はベンチに座って通り過ぎる人を眺めた。時間通りに落ち合った。それぞれが「何を買ったの?」と尋ねる。妻は家に帰ってからね、と答える。パンタロン風の太腿の辺りが色落ちしたワインレッドのジーンズとそれじゃ臍が出るぞと思えるほど短いシャツ。さらにはベージュのコットンジャケットを着て見せる。私は「年を考えたのか」と尋ねると、店員は「先日は80代の方が買いました」と言ったという。

※バークレー(愛犬。黒ラブ8歳)が余命半年と判明。今日八ヶ岳を引き上げて自宅に帰ります。26日に手術だけれど、延命的な処置。私にとっては最悪の日となった。

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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
たいへんなことに (あまもり)
2005-08-24 15:01:45
3年前に二度の手術の甲斐もなく亡くなった愛猫のことを思い出しました。

バークレーくんの診察結果、誤診であることを祈りたい。
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あまもりさん (ポロ携帯)
2005-08-24 15:52:31
ありがとう もうすぐ自宅
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お二人でお買い物 (じゃこしかです)
2005-08-24 17:14:34
 polo181さんこんにちは。

やはり本州の規模は違いますね!それにしてもお二人仲良く、そしてそれぞれご自由にお買い物とは、さぞ楽しかったでしょう。羨ましいことです。こちらは精々食品の買出し程度です。



 バークレー君の容態を知り、驚いております。

誤診であればと願うpoloさんの気持ちが痛いほどに分かります。ただただ何かの間違いであろう事を祈っております
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あまもりさん、こんにちは (polo181)
2005-08-24 17:42:59
コメントを有難う。かかりつけの獣医師は90%の確率で腹部の腫瘍を除去しても長くて半年の命だと(いいやがっって!)。たった今、帰ってきて彼の部屋に入った途端、しっぽフリフリ私の胸まで立ち上がった。普段は与えないアンパンを差し出したらペロリと一口だった。何が起こっているのか知らない彼には不安の色は全く見えない。
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じゃこしかさん、こんにちは (polo181)
2005-08-24 17:46:36
コメントを有難う。ただ今自宅に戻りました。一日も多く彼と一緒に過ごしたいので、予定を繰り上げました。見るからに彼は元気で、どうしてそんなことになっているのか、訳が分かりません。進行の速い腫瘍らしい。残念だなぁ。もうすぐ私の散歩の相手がいなくなります。なんとしようか。

買い物はたいしたものではなくて、私がすきなチーズとワインをかっただけ。笑

では、またね!
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お帰りなさい (熊子)
2005-08-24 18:53:41
ワンちゃんはパパママさまが帰ってきて安心だわ。まだまだ残暑なのでしょうね。バークレー君は熊子が昔仲良しだったクマによく似てます。私はクマにまたがり金太郎熊子でした。そんなクマは私が学校に行っている間に当時の犬狩りの犠牲に…。泣いて保健所に走った小3の熊子。クマは煙になっていました。クマとのメモリーはセピア色の写真が一枚です。どうかいっばいの想い出作りを、。
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黒ラブちゃん (anikobe)
2005-08-24 19:36:04
poloさんと黒ラブちゃんの関係を思う時、心配でいち早く、黒ラブちゃんの元に行ってあげたことが、よく分かります。

きっとpoloさんを待っていたことでしょう。

限られた命と宣言されても、明日があるという希望を持って、日々黒ラブちゃんとの暮らしを大切になさってください。
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熊子さん、こんばんは (polo181)
2005-08-24 21:35:25
コメントを有難う。熊子さんも悲しい別れを体験しておられるのですね。あいつは、ちょっと前に餌入れの中のドッグフードを小袋4っつ分をペロリと食べました。意外に元気なんだよね。きっと悪性の癌に違い有りません。まった、信じられません。大切に大切に育ててきたのに、奇跡が起きて欲しい。彼が元気だったからこそ、私は散歩ができて、それにつられて私も元気だった。でも、もう犬は飼いたくない。と言っても、飼い主は隣の娘だけれど。
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2005-08-24 21:44:22
コメントを有難う。このような日が来ることは予想をしていたのだけれど、ちょっと早すぎる。娘よりも誰よりも私になついていたバークレー。娘もかねがね、「もう駄目だとなれば肉でもなんでも美味しいものを食べさせてあげる」と言っていました。私は娘の目を盗んで、アンパン、ビーフジャーキー、竹輪など与えていました。今日も私の姿をみて前足を私の胸まで伸ばした立ち上がった。元気良くワンワンと吠え立てて、オヤツをねだった。そこで、隠し持ったアンパンを丸ごと一個出したら、ペロリと食べてまだ欲しそうな目つきだ。そんなヤツが本当にあと半年なのか。心の重い日が続くことでしょう。(なんだペットごときでとお思いになるかもしれませんね)
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poloさんにとって (anikobe)
2005-08-24 22:29:58
ペットではなく、大事な友人であり、仲間であり、家族であるということが、よ~~くわかっています。

今は、黒ラブちゃんの残された日が、今までよりさらに幸せで愛情に包まれた日でありますようにと、心から願っています。
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