スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

ケロちゃん

2010-10-14 15:50:27 | 野鳥観察

ケロちゃんだと思えるカワセミの雌に出会ったのは10月9日です
それ以降ほぼ毎日このカワセミを観察しに出かけている
みなさんは 何処にでもいる無数のカワセミのなかで 何故これがケロちゃんだと
いえるのかとの疑念を少しは抱かれたかもしれません
それは当然です 
私自身も半年も合っていない1野鳥を特定するにはかなり躊躇しました
正直 疑念を抱きながら観察を続けてきたのです


でも 今日はケロちゃんであると断定できる出来事に出会いました
私が足繁く運び カメラを据えているのを 
他のカメラマンが見ないはずがありまあせん
今日は私以外に二人のカメラマンが私の左側に陣取りました
それぞれ3メートルは離れております
私一人の時は ケロちゃんはテニスコートほどの浅瀬を自由自在に動き回ります
それはまるで 幼稚園の生徒のようです



ところが 今日はカメラマンがずらりと並んでいる いつもと様子が違うのです
ケロちゃんは右端に座っている私のすぐ右側の小さなハリエンジュの枝に留まって
しきりに飛び込みをします 見知らぬカメラマンの前には行こうとはしません
私のカメラは最低3.5m離れないと撮影できません
そのハリエンジュは3mも離れておりません ですから近すぎて撮影不能なのです
つまり 私の右肩のすぐそばで遊んでいる格好になります


長いつき合いで ケロちゃんは間違いなく私を認識しているのだと確信しました
不思議なことに 老人と若いカワセミとの間に信頼関係が育ったと言えるでしょう

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見た目は同じですものね。 (Luna)
2010-10-14 19:09:40
鳥はしっかり観察すると其々に少しづつ違った顔、姿があるのでしょうが、普通に見ると同じに見えるものですよね。
この子は確かにケロちゃんなんですねー。他のカメラマンにとっては不思議なことでしょうね。poloさんの側にだけ来て警戒もせずなんてなんと利口なケロちゃんでしょう。いつも驚かせず静かに観察を続ける紳士的なpoloさんをすっかり安心して側に来ていつもの通りの行動をしているのですね。凄い信頼関係がこんな小さな鳥さんにも通用するのが驚きです。嬉しいことですね。
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素適なできごと (ポージィ)
2010-10-14 20:26:04
こんばんは。
今日も可愛いケロちゃんですね。特に上から2枚目の、少しふっくら羽毛を
膨らませて枝にとまっているケロちゃんはとっても可愛らしいです。
他のお写真もケロちゃんの愛らしさがよく伝わってくる素適なお写真です♪

そうですか、ケロちゃんはやはりpoloさんを見分けているのですね。
信頼関係が出来たとはなんとも嬉しいことですね。
それもこれも、poloさんが決してケロちゃんを威すような行為をせず、
静かに向かい合い続けてきたからでしょうね。ことに幼かったあの頃
培われた絆がしっかりしていたからこそ、今もこうして強い信頼を寄せて
くれるのだろうなぁと思います。
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さすがpoloさんですね (花ぐるま)
2010-10-14 20:30:58
こんばんは~
3枚目のケロちゃん、可愛いですね。羽を少し
広げて、今にも飛ぼうとしているところか?な?
poloさんはどのような服装をしていらっしゃるのかな?迷彩服ですか?

他の方達はどのような?
人を見る目のあるケロちゃん、余計に可愛いですね。
3、5mも離れないと取れないカメラなんですね。
そしたらpoloさんのすぐ近くで遊んでいるケロ0チャンは撮れないということなんですね。
ちょっと残念!
エンジュの木が横に出ていてそこから、川野中の魚を見ているんでしょう。
こういう木があるところがどの方のブログでも見せていただいています。

花ぐるまも近くの池にでも探しに行こうかな~
こんな可愛いケロちゃんが出てきてくれれば~
そう思いますが、なかなか行くチャンスがありません。ですのでまたよろしくお願いいたします。
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素晴らしいですね (おみや)
2010-10-14 20:35:20
こんばんわ
今まで何時もケロちゃんって解るのだろうと不思議に思っていました。
凄いことですね。野鳥の鳥と人間の信頼関係が出来上がっていたのですね。poloさんの優しさがケロちゃんにも通じていたのですね。
凄く素敵な話で嬉しくなりました。
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こんばんは。 (kogamo)
2010-10-14 21:07:37
本当に心温まる、よいお話ですね。
ケロちゃんが、一年経ってもpoloさんのことをちゃんと覚えててくれたことが嬉しいですね。
poloさんのことを完全に慕って、信頼関係も出来上がっているのですね。
3枚目と4枚目のお写真の安心しきったケロちゃんの目が物語っています。
犬が何年たっても、以前の飼い主を覚えているのと同じですね。
こんな小さな体で賢いものですね。感心しました。
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Lunaさん、こんばんは (polo181)
2010-10-14 21:10:41
コメントを有り難う。雄雌の別、老若の別はすぐに分かります。しかし、半年も会わなかった鳥が探していたその鳥だと断定するのは非常に難しいと思います。ケロちゃんとは巣立って間もない頃からの知り合いです。行動パターンでおおよそのことは分かっていました。しかし、そうだと断定するには根拠が弱いですね。上のような事情があるから、もう間違いないと断定したのです。
今日は私以外の人はほとんど写真は撮れませんでした。ケロちゃんは、まるで私を防波堤のように使っていましたから。こちらから鳥に近寄ることはしない、ケロちゃんが来たら、私は絶対に席を立たないなどなど、非常に気をつかって来ましたから、すっかり安心しているのだろうと思います。鳥は驚くほど知的な動物です。
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ポージィさん、こんばんは (polo181)
2010-10-14 21:26:48
コメントを有り難う。写真を誉めて下さってとても嬉しいです。鳥は木に留まれば必ずその内飛び去ります。だから、その瞬間をねらって、撮影しようと試みております。なかなか成功は難しいです。ケロちゃんが私を他の人間と見分けていることは間違いないと思います。大抵のCマンは、良い写真を撮るために出来るだけ近づこうとします。しかし、私はケロちゃんの幼い頃からの知り合いですから、近づくことは絶対にしません。怖がらせることは一切ありません。仰るとおり、カエルの子ともしかとらえる子とが出来ない幼稚な頃からずっと向き合ってきました。自由に飛び回りあちらこちらへと飛び回ります。でも、私は不動の姿勢で、撮影可能な範囲に入るのを気長に待ちました。そのようなことをしている中で、ケロちゃんは、あの人間だけは安全だと認識したのだと思います。実を言えば、ケロちゃんの塒をおおむね知っております。しかし、その方向へは一切行きません。そのことも安心感を持つ下地になっているだおうと思います。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2010-10-14 21:39:12
コメントを有り難う。三枚目の写真は、背伸びをしているところです。左側を延ばしたら、次は右側をと交互に伸びをします。私たちの、ストレッチにあたるものですね。私の服装は、普通の服装です。ただ、ポケットが沢山必要ですから、迷彩色のチョッキを着ております。冬になると、完全な迷彩服になります。
他人から隠れるようにして私の右横のハリエンジュに留まります。これは近すぎて撮影できません。私はじっと眺めているだけです。相手が気が変わって遠くへ飛び立つのを待ちます。無理はしないのです。私とケロちゃんと二人だけの時は、絶好の位置にいて、なんども川に飛び込んで見せてくれます。毛繕いも見せてくれます。もちろん餌をとるのも見せてくれます。ただ、私の運動神経が鈍いのか、本格飛翔の姿はまだ撮影できていません。
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おみやさん、こんばんは (polo181)
2010-10-14 21:49:42
コメントを有り難う。あれがケロちゃんだと言ったって、何を根拠にそう言えるのか?と普通の人は思うでしょう。目印になるものはありませんし、この程度の雌のカワセミはいくらでも居ります。でも、上に書いた事情から、これがケロちゃんなのだと言い切る事ができるのです。この場所がケロちゃんが最も好きな場所です。こうして、Cマンが来るようになると、厄介なことが起きるのではないかと心配しております。それは、大勢友達を連れてくることです。そうなれば、またまた餌場を変えるかも知れないからです。良い写真を撮るために、前へ前へと進んで行き、ケロちゃんを脅かすことにならないか、気になるところです。
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kogamoさん、こんばんは (polo181)
2010-10-14 22:01:12
コメントを有り難う。絶対に相手を脅かさない、干渉しない、にじり寄るようなことなどは絶対にしない等々、巣立った幼鳥の頃から続いております。まず間違いなく私の顔を覚えていて、信頼しきっているのだと思います。素晴らしいことですね。よく分かりましたね。3枚目と4枚目がまさにリラックスしたときの仕草です。人間で言えば、あくびをしながら伸びをするのと同じ動作です。すっかり安心仕切っております。さしずめ、大あくびと同じことなのです。鳥はとても知的な生き物です。幼いときに出会った私の顔をしっかり覚えているのだと思います。
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