2873.~無理なく楽しく~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)</a>
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「漢字対決!」~
おはようございます。国分寺教室の植野です。
学年が上がるにつれて、生徒さん方は漢字練習からは知らずのうちに遠ざかりがちです。何か楽しく漢字を覚えられる方法は…?
その一つとして、「漢字対決」。一つテーマを考え、例えば「さんずい」、「にんべん」など、互いに一つずつ漢字を挙げていきます。その漢字は、生徒さんにパソコンで入力してもらいます。パソコン入力は生徒さんも楽しくでき、またローマ字で入力しますので、ローマ字の練習にもなります。
その際、漢字を部分ごとに分けて確認します。例えば、「移」であれば、「片仮名のノに木を書いて、片仮名の夕を二つ」。「のぎ偏」って、「片仮名のノに木を書くだけだね」と話すと、覚えられた生徒さんもいらっしゃいます。
そして、その場で漢字を覚えます。書くのが苦手な生徒さんには、部分ごとに分けて口頭で伝えられれば〇とします。「なんだ。難しそうだけど、漢字って簡単だね。」
漢字を出せなくなった方が負けなので、生徒さんたちも一所懸命です。単元の新出漢字を盛り込みながらテーマを決めると、その漢字を覚える機会になりとても楽しく覚えられています。終わってみると、パソコンにたくさんの漢字が…。印刷をして、次週確認で漢字を書いてもらいます。「来週の対決のテーマを決めよう、僕探してくるよ!」。
「漢字練習は絶対したくない」と話していた生徒さんも、笑顔で取り組んでくれていて、講師としてもとても嬉しいです。
発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp</a
◇ワンポイント・メッセージ◇
「漢字対決」、何だかとても勇ましく感じますが、様子を伺うととても楽しそうですね。
「なんだ。難しそうだけど、漢字って簡単だね」、こんな言葉が生徒さんから出てくれば、漢字へのアプローチ成功です。体験してこそ初めて、「難しい」が「簡単だね」になるのです。「部分ごとに分けて口頭で伝えられれば〇とします」、この対応も体験を成功へと導くポイントでしたね。
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