発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4015.~教材の工夫で~

4015.~教材の工夫で~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「オンライン 画面の向こうのSさんと」(3月1日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

新型コロナウィルス感染状況は一進一退。

授業にもそれが及び、対面授業からオンライン授業(リモート授業とも)にシフトするケースも少なくありません。

生徒さんと講師が一対一で顔を合わせての対面授業にメリットがあるのはもちろんですが、

オンライン授業の中に思わぬメリットを見出すこともあります。

たとえば、コロナ影響でオンラインになったSさんとの授業。

「はーい、Sさーん、元気ですか? 今日も始めましょうね!」、

そうすると画面向こうのSさんもこちらを向きながら、はにかんでいます。

お気に入りの漢字・かなプリントや造形に時間をかけて取り組まれるSさん。

オンライン授業もあっという間に終わりの時刻を迎えます。

「じゃあSさん、またね!」、そう呼び掛けて画面向こうのSさんに手を振ります。

授業後は、次回の教材の準備に入ります。

Sさんのお気に入りは大体こんな感じかな・・・? 今までのSさんの嗜好を思い起こしながら、

従来のプリントも内容を添削、カッコ良く言えば再チェックしてのバージョンアップ。

更にSさんが好みそうな題材を選んで新作も用意していきます。

当然、これまでの対面授業が続く中でも同様にしていた訳ですが、

直接会えない状態が続く今だからこそ、改めて教材の練り直しに力を入れています。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ

Sさん、社会人の生徒さんです。毎週2回通って来られていましたが、1月よりはオンライン授業。変化にどのように対応されるか課題もありましたが、案ずるより産むが易し。変化に順応され、却ってハイテク環境を楽しんでいる様子とのことです。対面授業のように直接手を添えてサポートできないオンライン授業のデメリットを補強すべく、講師が余念なく教材の工夫に当たっていることもオンライン授業を成功させる大きな力となっているようです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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