5006.~判断のプロセスを〜
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「フローチャートを辿りながら」(4月29日)
おはようございます。朗豊ゼミナール 八王子教室の臼井です。
3月から春休みにかけて、Mさんとbe動詞・一般動詞の復習を行いました。
be動詞の現在形、過去形。
一般動詞の現在形。主語が三人称単数の場合。過去形。
現在進行形。過去進行形。
それぞれの単元ではできていても、それらが混ざった問題になると区別することが難しい状態でした。
数学の計算などパターン化された問題はできるMさん。
しかし途中式によって解く過程が見える計算とは違い、英語は解く過程が見えないので、問題を見た時どこに注目しどのような流れで考えればよいのかが分からない様子でした。
そこで、問題を解く際の思考の流れを図式化し、それを見ながら一つ一つ解くようにしました。
まずは一緒に「動詞は何?」「時はいつ?」「主語は何?」とフローチャートを辿りながら、一緒に答えを導き出し、徐々に講師の補助を減らしていきました。
そして春休みが終わる頃には、講師の補助なしで解けるようになりました。
まだフローチャートを机に置いておかないと不安そうですが、目線を見ると、見なくてもある程度解けている様子です。
この調子で一歩ずつ、一緒に頑張っていきましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Mさん、進級前の春休みを有効に活用できたようですね。Be動詞、一般動詞、またそれらをどのように変化させるか、一瞬に判断しなくてはならないようですが、云ってみれば講師が工夫したフローチャートの通り、3つの条件に基づいて動詞の種類と形態は決められているのですね。一瞬の判断のようでありながら、実は一つずつ条件をクリアしていくプロセスがある、それを体得できたようですね。早い学校ではゴールデンウイーク明けに中間テストが行われます。Mさん、用意はいかがですか?