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「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
誰にでも気軽に話しかけることのできる人は、人との気持ちのつながりを形成することが上手な人なのでしょう。簡単に言えば、人好きであったり、人に対して安心感を持っていて難なく人との関係性を自然に築ける人とも言えます。人懐こい人、とも言えます。人への信頼感を器質的に、また経験的に持っているのでしょう。
言葉は、単体として勝手に発するものではなく、相手を前提として発せられるものです。だから、受け止めてもらえそうな相手の存在があれば言葉はスムーズに発せられます。
逆に、その存在がなかったり、またあっても跳ね除けられてしまいそうな存在だと、言葉は喉下まで出てきていても、そこでとどまってしまうものです。
しかしこれは、受けて側の問題だけではなく、言葉を発する側の問題であったりもします。
相手が意図的に跳ね除けようとしなくても、言葉を発する本人が相手に入り込む、流れ込む、又は浸透していく余地を見出せないとすると、やはり言葉はとどまってしまうものです。
特殊教育における言葉学習と、外国語を学ぶ学習とはそのあたりのことが大きく異なります。
外国語の学習は、相手との関係性を形成することは既にできていて、その上で意や気持ちを伝えるための別の道具を習得することです。
それに対し、言語の発達を促すための学習は、相手との関係性を成立させること自体が学習の課題の半分以上を占めることとなります。そこが大きく異なるのです。
自閉傾向を持つ生徒さんや場面緘黙の生徒さんの言語学習においては、そのことをしっかりと心得て学習を構成することが肝要です。語彙の獲得や、文法の学習だけでは目的の半分にしかならないのです。
特殊教育においては、言語学習も人間の関係性の中で捉えられなくてはなりません。安心感、信頼感、共感、そんな感情や感覚を育てていくことが思っている以上に言語の発達に大きく関連しているのです。
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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