「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸す!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
男鹿半島、『なまはげ柴戸まつり』のようすがテレビで放送されていました。
子どものころからなまはげの存在はニュースで知っていましたが、東京に住んでいた私は秋田との距離を感じて安心していたのか怖いと思った覚えはありません。
でも地元の子どもたちにとっては相当怖いもののようです。それはそうですよね。
牙や角の生えたものすごい形相の鬼が大きな刃物をもって間近によってきて、子どもによっては抱き上げられ、
耳元で「ウォー!」と叫ばれ、お話の世界のものと思っていた鬼がこの世界に来てしまったのですから、
こんなに怖いことってないでしょう。
子ども達の怖さを思うと、見ているだけでこちらも本当に怖くなります。
この経験の後、子ども達はどんな心理状態になるのでしょう。
予想もつかず心配ですが、特に問題を聞いたこともないので、大丈夫なのでしょうが。
でも、どうして大丈夫なのでしょうか?
子どもであっても、どこか現実の世界での出来事とは違うことであることを知っているのでしょうか?
それを感覚的に感じているのでしょうか?
私たちが映画や小説の世界が現実ではないと知りながらも、臨場感をもって感情を起伏させるのと同じように。
祭りは異次元の世界で、恐怖もそこだけのこと。夢から覚めるように、元の世界に戻れば親御さんに守られ安心を回
復できるのでしょうか。だとしたら、この経験を通して親子のつながりはいっそう強いものとなるのかもしれません。
しかし、現実ととなり合わせにある異次元の世界が身近にあるだろうことも感覚的には知っている、
そのあたりのことと人間の想像力は関連しているのかもしれません。
とにかく、子どもたちのあの恐怖のリアリティには、私もびっくりしました。
発達支援教室Elephas・造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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