2928.～臨機応変に～
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす！」： 造形リトミック・発達支援教室 Elephas（エレファース）
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
～今日のＥlephasブログ：「やる気を育てる」（８月31日）～
おはようございます。越谷教室の田中です。
中1のA君の授業は、講師が書き出したプログラム項目の順番を自分で決めることからスタートします。
先日、授業中に、「やっぱり順序変えたい」ということがありました。「あら？A君が決めたスケジュールなんだけど・・・」とスケジュール通りの順番を促しましたが、変更したい理由をきいてみると、「かけ算の勢いで、計算を続けてやりたいです」。
この時は本人のやる気を褒めて、順序変更しました。
職業学科受験を視野にしているA君です。スケジュールを立てて取り組むことは大切ですが、やる気は大きく育てながら指導にあたっていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
講師としても、臨機応変で適切な対応でしたね。
やる気、つまり学習に対する自らの積極的な気持ちや意思を敏感に育てていきたいものです。
授業の最終目標は、課題をこなすことではなく、自ら学ぶ力を育てることです。
この経験を通して今後、A君のスケジューリングにはA君独自の工夫や意図が加味されていくことでしょう。
