3346.~感性をもって~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「三者三様」(12月30日)~
おはようございます。相模原教室の小口です。
課題の習得を目指すためには、コツコツと練習を積み重ねることが大事です。
また、これができるようになったら次はこれというように順序や段階を踏まえて進めることも必要です。
けれども、同じ段階の生徒さんに同じように説明をして進めても、生徒さん自身のそれぞれの理解や受け取り方があり、
その反応や成果は三者三様です。
これができたら次へ、とお手本通り順番に進むべきところ、ある生徒さんにはその段階を飛び越えて次の段階に進んだら
できるようになった、分かった、ということもあります。
生徒さんひとり一人が自分で考え、答えを見つけられるように導く指導が大事だと考えています。
そしてそれが習得につながっていくことだと思っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Elephasでの講師職を希望する方と面接をしていて、「マニュアルはあるのですか?」と尋ねられることが時々あります。しかし、その質問はあまり歓迎ではありません。マニュアルはあります、しかし、授業の実際はマニュアル通りではないのです。講師の感性が大切です。ひとり一人の生徒さんへの個別の思い、生徒さんの理解の状況を把握する感性、方法を選択する感性、方法をアレンジする感性、方法を創り出す感性、・・・。「お手本通り順番に進むべきところ、ある生徒さんにはその段階を飛び越えて次の段階に進んだらできるようになった、分かった、ということもあります」、その通りですね。そんな感性と真剣さを持つ講師とのケース・スタディはとても楽しいものです。