発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

2982.~ひらがな、習いたては~

 

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「書けた!」(11月2日)~

おはようございます。相模原教室の白銀です。

7月に入会されたYちゃん。ニコニコと明るい笑顔で楽しく教室に通われています。楽しいことがあると大きな声で笑う元気な女の子です。

ひらがなを書く練習をしていますが、どうしても「あ」が「お」の形になってしまいます。まずお手本をなぞり書き。次にお手本を見ながら書いてみますが、なかなか「あ」の形が分からない様子。筆順を一緒に歌いながら、手を添えて何度も書きました。

そうやって毎回何度も繰り返し書いているうちに 9月に入る頃にはお手本を見てひとりで「あ」が書けるようになりました。今ではほぼ「お」になることなくスラスラと書けています。

次の目標は、お手本を見なくても書けるようになること。書けた!…Yちゃんと講師の感動がまたひとつずつ増えていきます。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「あ」と「お」の混同。ひらがなを習いたての生徒さんによくあることです。

まずは、形態として弁別できているか、瞬間弁別を試みてみることです。

次に、Yちゃんも取り組んだように一画ずつ書き、書くことによって両文字の違いを体得させてあげることです。一文字ずつに慣れたら、両文字を左右に並べて違いを感得しながら交互に書かせてあげましょう。

次第に、「あ」と「お」はそれぞれ異なる文字として認識できてくることでしょう。

Yちゃんも、良かったですね!

 

発達障害の方のための塾(エレファース)
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