4569.~学習の本質 楽しむ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「数遊び」(12月7日)
おはようございます。国立北口教室の八箇です。
「先生、これを計算するといくつになるでしょう?」、
「う~ん、6000」。
「正解です。答えが6000になる問題を作りました」、
「すごいじゃない。ちゃんと6000になるね」。
小学2年生のAくん。
15×〇×〇×〇×〇の〇に当てはまる数を書いては消し、書いては消しを何度か繰り返し、
見せてくれた問題が15×2×4×5×10でした。
答えが6000になる問題を作ったことにも驚きましたが、書いては消しを繰り返している間Aくんは、
暗算で6000になるかどうかを確認していたことにも大変驚きました。
楽しそうに取り組んでいるその姿からは、算数の問題を考えるというよりは、数遊びをしている。
そんな印象を受けました。
Aくん、これからも一緒に楽しく勉強(数遊び)をしていきましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Aくんは、2年生、がんばっていますね。というより、Aくん、とっても楽しんでいますね。講師いわく、”数遊びをしている”かの様子とのこと。幼児期のはじめての教科学習では、このように学習が好きでたまらない、という様子を良く見受けます。しかし、学年を重ねるうちにだんだん追われる学習となり、楽しむ要素が先細りになってしまうことがあります。Aくんのこの“遊びの精神”、このまま大切に育っていってもらいたいものですね。