4640.~やる気、意欲~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「けん玉のあとの集中力!」(2月28日)
おはようございます。所沢教室の吉住です。
小4のSくんと、紙コップと松ぼっくりでけん玉を作りました。
国語の教科書に作り方が載っています。
Sくんは読解力に課題があるのですが、手順を一つ一つ確かめながら進めていきました。
さて、出来上がったけん玉を試してみると簡単そうでなかなか難しい!
講師もやってみましたが、なかなか紙コップの中に松ぼっくりが入ってくれません。
Sくんは集中し、何度も成功していました。
驚いたのは、その後に取り組んだ学習の集中力でした。
直前のけん玉での集中と無関係ではないのでは? と思うほどでした。
その日もそうでしたが、講師は生徒さんからも沢山の気づきをもらいます。
その気づきを授業に活かす方法を考え、生徒さんの成長を見守り、応援することができる。
得難い時間の積み重ねだなあと感じています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
けん玉を作りたい!という思いで集中して教科書を読んだ⇒玉を入れたい!という思いで集中して挑戦⇒何度も成功⇒その後、学習にも集中。これらの一連の行為、人から言われるのではなく自ら目的をもって、自らの意思で行った。成功して、嬉しかったでしょうね。学習への集中は、気持ちの問題が大きいですね。つまり、“やる気” “意欲”。そんな態勢に向けてあげることも講師の役割です。集中する習慣がつくと、やがて自ずと集中できるようになります。