米長永世棋聖が将棋のソフトに敗れました!
日本将棋連盟会長の米長邦雄永世棋聖とコンピューターの将棋ソフト「ボンクラーズ」の対局「第1回電王戦」が14日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われ、
113手で、後手の米長永世棋聖が負かされたそうです。
米長永世棋聖は現役を引退されていますがタイトル獲得19回獲得の元トッププレイヤー。
因みに『ボンクラーズ』は毎秒最大1800万手を読み、次の一手を決定。
昨年5月の世界コンピュータ将棋選手権で優勝した最強ソフトで、昨年暮れに持ち時間各15分で米長永世棋聖と早指し対局で、85手で勝利しています。
コンピューターがチェスで人間を負かしてから10年以上経ちますでしょうか、将棋は取られた持ち駒が使えるルールなどがチェスよりも複雑で変化も多く、その分コンピュータ側が大変でしたが、遂にここまできましたね。
(コンピューターと現役プロ棋士の対局は2007年、渡辺明竜王が勝っており、今でも現役の男性プロ棋士が公の場で敗北はなし)
碁のソフトも、この数年で急に上達しましたが、19路盤では、まだアマ4、5段のレベルでプロ棋士と同等に打てるまでには、まだ時間がかかりそうです。