昨夜は拓二と健さんが仕事の事でもめていた、
屋根の雨漏りの修繕を健さんが聞いて来たので
拓二に屋根に上がって見てやれと言ったらそんな事は
経験の無い自分が見ても解らんので、専門の屋根や
（瓦屋）さんに言った方が的確に分かると思う
餅は餅屋とゆうやろと言って反発して居たので健さんが
そんなんもよう見んのかと怒って出て行ったので
今夜は荒れて帰ると思って居たら案の定朝の5時半頃に
帰って来た、帰るまで入り口の鍵もせずに居たので
もう暴れる元気も無い位に飲んで来て店先で犬を抱いて
爆睡していた、拓二達が出勤して来てやっと座敷に上げて
貰った何も足腰の立たなく成る位に飲まなくても好いのに。
最近妹の幸子が府民共済のセールスの仕事を初めて
拓二の一家4人とわたしら夫婦と6人入った、お礼に
拓二の分も一緒にケーキを買って来てくれた、
兄ちゃんはと聞くので昨夜から釣りに行って居ると
言ったらよう行くなと感心して居た、同じお金を使うの
なら、釣りに行ってくれたらうちが楽だから好いのやと
話して居た、兄ちゃんが居て無いのなら則子のお見舞いに
行こうかと自転車で行き3時過ぎまでゆっくりと話して来た
健さんが4時頃に帰って来たら２５㎝～３０㎝の手ごろな
鯛を６枚釣って来たので幸子が喜んで２枚持って帰った
拓二に１枚を刺身に作って持って行き、うちは片身だけを
造って後は塩をしておいた、釣り立てで身がぷりぷりして
美味しかった、これだから釣りの好きな人が多いのだろう。、
８時頃に拓二の子供達が今から爺じいと婆ばあと
一緒に赤い葉っぱを見に行くねんと報告に来た、
拓二から紅葉狩りに行くとは聞いていたが嫁さんの
両親が一緒だとは聞いて無かったのでびっくりして
昼ご飯の時に健さんに愚痴を言って居たら、仕方が
無いやろう誘ってくれへんからと言われた、
何でやねん拓二は養子に出したのと違うのにと
言ったら、せやから家の仕事を手伝ってくれている
と言われても自分が情けないけど焼ける、嫌やなア
健さんの若い時に良く似た拓二は取られたくない。
今日は昼から妹の則子のお見舞いに行くと厚手の
ベストを持って来てと言われて持って居るのかと聞くと
そんなん解らんわと言われた、帰りに一番下の妹の
幸子の所に行き、この話をして、それから昨日健さんと
見積もりに行った時に道が解らなくて同じ道ばかり回って
居るので言ったら怒られたとゆうと同じ事ばかり言ったり
自分のして居る事に気が付かないのは少しボケが来て
居るのと違うかと言われまさか、まだ７０歳やと言ったら
早い人は６０代でも成るのに兄ちゃんなんかお酒ばかり
飲んで居るから早いのと違うかと言われた、これ以上
手が掛かるのは御免やわと笑って居たが少し不安に成る
夜に三味線の中石先生を誘ってビールを飲みに
行こうと健さんが言ったので先生の所に行くと尺八の
中島さんも来て居たので４人で飲んだ、初めは東京弁の
中島さんを嫌がって居た健さんも何回か逢ううちに
慣れて来て釣りの話をしたり仲良く飲んで居た
両方とも別のグループで明日釣りに行く予定でどちらが
大漁で帰るかと言って居たが、翌日健さんはさばとかつお
がクーラー一杯の大漁なので近所に配り中島さんに
様子を聞いたら全然釣れないと言ったので魚を取に来る
様に言って、後はまた飲み屋さんに全部持って行った
７０歳の健さんの一番の趣味なので釣りに行くのは好いが
今夜も２時か３時に帰って来るのかな？
