大連日記

2014年8月27日に大連にやって来ました。大連で見たこと、聞いたこと、感じたことをを日々綴りたいと思います。

日本の男のメンツってどうよ?

2015-04-24 06:46:53 | 日本人とは

大連日記と銘打ちながら、いっこうに更新できず、本当にタイトルを変えなければならない始末だ。ひとえに、忙しさにあるのだが、その忙しさの上に、男のメンツを立てるために、余計な時間を奪われ、実のところ怒り心頭である。

久しぶりの投稿がこのようなもので申し訳ないのだが、はて、中国ではどうなんだろう?ということが気にかかる。日本では私はイヤと言うほど見て来たし、それゆえ苦労もして来た。

ことの発端は、ある校内イベントの案内だった。

火曜日、授業が終わった後、学生が、金曜日にイベントがあるが、その審査をしてほしい都合はどうだと聞く、3日後のことである。内心、先生から頼まれたのであろうが、乱暴な話だと思った。そして彼は、他の日本人教師にも伝えてほしいという。3人の中で私は新参者である。その私がその役目を引き受けるのはよくない、とこれまでの経験値から直感したが、それでは結局学生が走り回ることになる。

というわけで、その旨お二方の日本人男性教師に伝えた。

案の定である。主催者はだれだ、正式の依頼書はあるのか、そもそも一人ひとり個別の頼むできではないか、…えとせとら。

一旦は都合がつくと言いながら、正式の依頼書がなければ、承諾の返事もペンディングにしてくれと言いだすお歴々。

結局、中国すなわち大学側とかけあし、なんとか招待状なるものを用意してもらい、お二方に学生が届ける形にしてもらった。

その、なんともご立派な招待状を受け取られて満足されたかどうかそこまでは知らないが、なんとかイベントの審査はお引き受けいただけるようだ。

私は、これは男のメンツから発生したことだと理解している。新参者の私が、3人を取りまとめる形でイベント案内から承諾まで仕切ったことが気に入らないのだ。

男は男の子として育てられ、男として扱われていくなかで、何とも面倒な男のメンツとやらを意識無意識を問わずアイデンティティとしてお持ちの方が多いような気がしている。尤も、すべての男性がそうだと言うわけではないが、これまでの経験から言うと、女より男の方がずっと多い。男性性の一種である。

手元にある、とても立派な招待状を見ながら、私にはそれが男性性のみえと面子を象徴しているように見えるのだが…


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