大連日記

2014年8月27日に大連にやって来ました。大連で見たこと、聞いたこと、感じたことをを日々綴りたいと思います。

世界社会フォーラム~チュニジアで開催中

2015-03-26 08:45:13 | 世界

大阪で同じ組合に所属しているTさんからメールがあった。彼は今チュニジアで開催されている世界社会フォーラムに参加している。

もうひとつの世界は可能だ!のスローガンのもと、格差と貧困が蔓延する新自由主義世界に対抗する、まさに世界的な社会運動である。

もしも、私が中国に来ていなければ、彼にくっついて私もチュニジアに出かけていったかもしれない。本日、その世界社会フォーラムで核エネルギーの関する日本関係のワークショップがスカイプにより世界中に紹介されるそうだ。もし、視聴が可能なら、是非観てほしい。

以下、紹介文から

チュニジアで開催中の世界社会フォーラム(WSF)での日本関係のワークショップなどの中継が決定しました!

26日に行われる核エネルギー問題の課題別フォーラムを日本で開催したいというシコ提案を討議するワークショップ、および28日の福島現地報告のカンファレンスがskype中継されることになりました。28日は、おおさか社会フォーラムにも来ていただいた小幡ますみさんがメインレポートすることになっています。

開始予定時刻は、26日が16時30分、28日が19時30分です。ただ多少(かなりかも?)の遅れはあると思います。

skype中継のアドレスは、powertothepeople0000 です。ぜひ拡散をお願いします。

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ご無沙汰、ご容赦!再開します!

2015-03-08 10:38:45 | 中国

すっかりご無沙汰してしまいました!既にタイトルの「日記」とは言えぬものになってしまいましたが、本日より再開しますので、どうかよろしくお願いします。

さて、数日前に戻って来て、一人の学生から聞いた中国の現実。彼は、1学期の成績である科目を落としてしまったとのこと、つまり不合格で、この2学期早々に追認試験にあたるのか?二度目の試験を受ける予定をしています。

彼の話では、先生に贈物をすることで、この試験の合否が決まるとのこと。その手の話は中国に来て聞かないわけではありませんでしたが、こうやってかかわっている学生が、その「被害」に合うとなると、悩みます。

まず、それが事実かどうか、私は彼の話を信用しますが、そこに誤解はないかどうかまではわかりません。

仮に事実だとしても、それはおかしい、そんなことをする必要はないーとは到底言えません。そうかと言って、ここはひとつタバコでも贈っておいた方がーとも、むろん言う気にはなりません。

結局のところ、彼はあくまで公正に試験を受けることにしたそうです。但し、彼を案ずる母親はもし彼が不合格ならやはり贈物をすることにしているそうです。そのあたりが現実的な妥協点かもしれませんが、、、、大学でこの手の不正を解決していくにはどうすればいいのか、糸口もさえも見つけることはできません。

ただ、隣人として、やはりそれは許されないことだと、贈物を受け取っている中国の大学の先生には言いたい気持ちでいっぱいです。それは不正であるばかりではなく、若者の心を傷つけることになるのですから…。