goo blog サービス終了のお知らせ 

故郷はトイ・ボックス

これいいだろう、と昭和の子

 

今年からガラリと生活が変わるハズなので、販促をかねてグッズを作る。お手軽にマグカップ。

 
「これいいだろう 」
昭和の子供、見せびらかしの常套句
次に来るのは「あーげない」
バリエーションあり。「あーげる」「ほらあげた」対象物を上に上げる。
 
昔、近所にまんじゅう屋の息子がいて、私に、僕が包んだんだと、キレイに包装された箱を見せてくれた。余りに見事なのでどうするか知りたくて、もう一回やって見せてくれと頼んだが、たかしちゃんは調子が悪いみたいだった。「今、うまくできない」
今、考えるとあれはお店の人が包んだ物で、たかしちゃんは目を丸くしてキチンキチンと折られ畳まれるのを見ていたのだろう。そしてその素晴らしい物を私に自慢したくなって、自分が包んことにして見せにきたのではないか。だって、たかしちゃんが見付けた宝物は、たかしちゃんのものなんだもの。同じ事なのだ。
たかしちゃんの名誉のために言っておくと、私の目の前で畳んだのもグチャグチャではあるが、ちゃんと包みにはなっていた。手順はしっかりモノにしていたのだ。
ことさらさように、お店屋の子供はお店の物や出来事を、見つめて、愛している物なのだ。
 
私も帰って真似してみたが、おまんじゅう屋さんではなくハンコ屋の子なので上手には包めなかった。
 
閑話休題、ラッピングが未だに出来ないから、グッズを販売するのは難しいかも、と。

http://blog.with2.net/link.php?1753829

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「昭和30年代の町の子の生活」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事